スキルの調査③
どうも!binnです。
ついに主人公の話へ戻ります!
未だLv1のカス主人公は何をしているのか!
それでは第2章第33話お楽しみください!
「おーい、リンネー!いるかー!」
「はーい、ここにいますけどどうしました?」
「あぁ、あのさ、魔素水って持ってない?」
「魔素水ですか?まぁ持ってますけど…」
「おぉ!マジで⁉︎それ何個ぐらいある?」
「えぇと……確か……あと6個だった気がしますね」
「6個かぁ…うーん……2個俺にくれない?」
「良いですけど何に使うんですか?」
「訓練かなぁ」
「訓練ですかぁ……頑張って下さいねぇ」
「あっ、そうだ、リンネ、魔法を上手に使うコツとかってある?」
「魔法を上手に使うコツ……そうですねぇ………なんと言うか……その………イメージでしょうか?」
「イメージ?」
「はい、私が聖魔法の治癒を使う時とかは痛みが引いてく感じを思ったりしてるんですよ」
「痛みが引いてく感じかぁ」
「ほら、なんか怪我をした時は痛いけどそのうち引いていくじゃないですか、その痛みが引いてく感じを思ってやってるんです」
「なるほどなぁ、イメージかぁ……ありがとうリンネ!参考になったぜ!」
「はい、どういたしまして、それでは訓練、頑張って下さいねぇ」
「おう!」
「さて、イメージがコツと言われたけども……どうしたものかね」
正直言って相手を傷つける風とか火の玉を撃つとか転移魔法とかイメージしにくいなぁ、どうすれば良いんだろ、カマイタチとか火炎放射器とかかな?
まぁやってみるほかないだろう。
ウムムムムム!カマイタチ……カマイタチ……
「【風撃つ羽】ッ!」
風の羽が標的に向かい真っ直ぐ飛んでいく。
……あんまり変わったようには見えないが本当にイメージすれば魔法を上手に使えるのだろうか………
……わからん、けどイメージを忘れないようにしておこう。
「さぁ!いよいよ炎魔法だ!」
さっきは魔力が無くなってできなかったが今度こそやるぜ!
「【火球】!」
手のひらから出たこぶし大の火の玉が標的である木の板に当たり燃えていく、慌てて予め用意しておいた水をかける。
「これは……危険だ…さてと、次はっと……」
セッセと木の板を並べ水を汲んで、次の炎魔法を放つ。
「【火散弾】!」
さっきと同じくらいの大きさの火の玉は標的に近づくと突如弾け飛び何個もの小さい火の玉となり木の板を燃やしていく。
他の木に燃え移らないように迅速かつ的確に火を消してから基本の炎魔法の練習を続ける。
「次は…【火の障壁】」
次の瞬間、目の前には火で出来た壁が築かれた。
火で出来てる割には全くと言って良いほど熱さを感じない、しかし木を投げ入れるときちんと燃える、やはり魔法、不思議だ。
よし、炎魔法もこれくらいで良いか、他には……そうだな、転移魔法もちょっとやっておくかな。
転移魔法の練習は楽だ。
1m、2m、と距離を移動したり物を転移させ移動させたりするだけだからな。
………でもこれって本当に1m、2m移動しているのだろうか?
距離とかはほとんどわからないから、全く違うと言われたらちょっと不安になってしまう。
もし距離が間違っているとしたら俺が転移魔法を使った時に失敗してしまうかもしれない、壁にめり込むとかか……やだな。
うーん、転移魔法は極力使わないようにしようかなぁ……でも便利なんだよなぁ……
とても悩む、転移魔法はなぁ…どうしようかなぁ…はっ!空中に転移すればめり込むなんて事なくなるんじゃないか⁉︎
そうだな、転移魔法を使うときは少し地面から離れた場所を転移場所にしよう。
よし!転移魔法の使い方も決めたしもう一回風魔法と炎魔法の練習でもするかな。




