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異世界行ったら人間卒業⁈ダンジョン生活奮闘記!  作者: binn
第2章 ようこそ!スライムダンジョンへ!
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ラストの闘い

今回は極めて短いです。


「それじゃあ……今から奴らの前に転移させるけどそれで良いな、ラスト」


「うん!いって来るね!マスター!」


「あぁ…」




「さて、第6階層ですね、たしかショウコ聖級魔術師殿は第10階層でしたかな?」


「えぇ、しかし……この階層は不思議な場所ですね」


「確かにそうですね、僕もこんなダンジョンは初めてです、まさか家が点在している階層なんてね」


「ここの迷宮主ダンジョンマスターは一体何を考え……ッ!魔法陣ッ!何か来る!魔導重騎兵ッ!奇襲に備えよ!」


「了解!」


「一体何が……」


「…ふぃー、あっ!こんにちわ!ラストはラストって言うの!よろしくね!」


「な、なんだあの少女は……?か、身体がす、透けているぞ……?」


「あのね?ラストのマスターがあなた達にやられて欲しいらしいから、ラストとマスターの為にやられて?【神秘の守護(アスペル・ルルーゼ)】【炎害の龍(シュナシュ・アスペル)】」


ラストの手から龍の様な炎が魔導アーマーに乗った兵士や魔術師兵に向かって飛び、彼らを一瞬で火達磨にしてしまう。


「ぐぎゃぁぁぁあぁぁぁ!熱いぃぃぃい!」


「あぁぁぁあぁぁ!イヤァァア!熱いィィ!」


「なっ!魔導重騎兵隊!撃て!撃てぇ!奴は我々の敵だ!」


「ごめんね?ラストには効かないと思うよ?」


魔導アーマーに付いた機関銃から大量の弾丸が乱射されるが、ラストの目の前に展開された魔導壁にいとも容易く弾き返される。


「くそッ!魔導壁が弾を弾いてやがる!」


「くらえっ!【水鬼の剣(アト・ダシュマ)】」


ラストの打ち出した水の剣は魔導アーマーもろとも魔装操縦士を貫いた。


「うわぁぁぁぁ!グガァ!なんだこれは……!」


「ウオォゥオ!グハッ!」


「どうなってんだ!なんて奴だ!ふざけやがって!なんでこんな事に!」


「喋ってる暇があったら撃て!」


「うーん、その機械ってどうやって動いてるのかなぁ?あっ、忘れてた!【神風鼬鼠グラショムニ・ラスパ】」


ラストが魔法を唱えると、突如暴風が吹き荒れ、カマイタチと同じ原理で彼らを斬り付ける。


「ぎゃぁあぁぁぁあ!」


「うわぁあぁぁ!」


「クッソ!撤退だ!撤退しろ!」


「撤退ィ!」


「うわぁぁ!逃げろォォオォ!」


「撤退だぁ!」


指揮官が撤退の命令を下すと同時に魔導アーマーに乗った兵士や魔術師兵はラストの周囲から逃げ出した。


「あれ?帰っちゃうの?」


「帰るわけではないよ」


ラストが声のする方に振り向くとエガドーが一人で佇んでいた。


「あ、白衣の人!どうしたの?逃げないの?」


「いや、逃げるさ、その前に君とちょっと話をしようと思ってね」


「ん〜?いーよ、何話してくれるの?」


「僕はまたこのダンジョンに戻って来る、それを覚悟して欲しい」


「わかった!マスターに言っとくね!」


「あぁ、よろしく頼むよ、それじゃあ、【指定転移アザレイ・ダイン】」


エガドーが魔術を唱えると段々とその姿が薄れてゆき消えてしまった。


「よし!終わった終わった、マスターのところに帰ろっと!」


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