対侵入者対策会議
「さて、みんなに集まってもらったのは他でもない、このダンジョンに侵入してきた奴らのことだ」
「スライムちゃんたちはどうしたんですか?」
「あいつらには全く意味がなかった、そこでだ、どうすれば良いかをみんなで考えようという事だ」
「空飛ぶゼリー部隊はどうですか?」
「そうだな……駄目元で行かせてみるか……」
『私もそれには賛成です、さっき侵入してきた奴らのあの変な機械には操縦席が丸見えですからね、操縦士を石でコロッと逝かせてしまいましょう』
「おっしゃ!空飛ぶゼリー部隊!出動だ!」
「なんだよもう第5階層か、どんなダンジョンかと思ったけどこの魔導アーマーがあれば楽勝だな!」
「馬鹿!私語は慎見なさい!今は任務中なのよ!」
「指揮官殿が聞いてないんなら良いだろ、お前はいちいちうるさい奴だなぁ」
「ふん、なにが起こっても知らないからね」
「はっ!そんなもんおこねぇよ!」
「どうかしらね」
「だいたいスライムどもがこの魔導アーマーに敵うわけねぇだろ!」
「あんたはそんなんだからしっぱギッ!?」
「は?な、なんだ?何が起こった!」
「どうした⁉︎」
「は、はっ!リュナ魔装操縦士が何物かの襲げグッ!」
「なんだ?石だと?そうか!上だ!上から襲撃されてるぞ!全隊!対空形態!」
「見つけた!あのスライムどもだ!撃ち落とせ!」
「了解!」
「リュナとプドの仇だ!」
「ウォォオォォ!軟体生物ごときがっ!」
空から落とされる大量の岩石と地上から撃たれる鉄の弾と魔法がぶつかり合ったりしながら上空のスライムや地上の兵士は次々と数を減らしていったが、最後には兵士たちが残った。
「被害状況は!」
「はっ!負傷者が28人!死者は魔装操縦士のリュナ、プド、ゲルト!魔術師兵ではアイサとなっています!」
「そうか…負傷者は武器保管用の魔導アーマーに入れろ!リュナ、プド、ゲルト、アイサの4人は遺品を回収し埋葬してやれ、遺品は地上に戻り次第彼らの代わりに墓に入れてやろう」
「了解しました!」
「……エドガー開発部長代理殿」
「なんだい?」
「魔導アーマーは上からの襲撃に弱い様ですな」
「見ればわかるでしょう?」
「あぁ…そうでしたね…」
「で?それだけですか?それなら早くいったほうがいいと思いますよ?」
「えぇ、そうしましょう………よし!魔装操縦士は上空の警戒を怠るな!先へ進むぞ!」
「はっ!」
「空飛ぶゼリー部隊はなかなかの戦力だったが…侵入者を迎撃するには至らなかったか………」
「なんか…落ち込んでません?」
「俺のかわいいスライム達が………あんなに可哀想になってしまったんだ………落ち込無に決まってるだろ………」
『主、どうやら奴らはあの白衣の男を守りながら進んでいる様です、あの白衣からやってしまいましょう』
「白衣だって?あの鎧着た奴らの真ん中にいるあの白衣か?」
「あぁ、あの人ですか、でもどうやるんです?隣にいる人はなんか指揮官っぽいですし…」
『簡単です、ラストを送り込みましょう』
「ん〜?ラストが行くの?」
「ラ、ラストを送り込むのか?大丈夫なのか?グリード」
『はい、向こう側に送り込んでラストが危険な状態になったら戻せばいいのです』
「ラスト……お前はそれで良いか?」
「うん!ラスト強いから大丈夫!」
「そうか……それじゃあ……頑張って来るんだぞ、危険になったら戻してやるからな」
「わかった!ラストがんばる!」




