ショウコのご乱心
どうも!binnです!
メリークリスマスですね!皆さんは何をしてお過ごしでしょうか、私は家にいました。
それでは第2章第9話、お楽しみください!
「さてと…ここは森かしら?」
「森のスライムと言えば…フォレストスライムでしょうか」
「なに?知ってるの?」
「知ってますよ、嫌な記憶しかありませんけどね」
「ヘェ〜、そぉなんだ〜、私その嫌な記憶知りたいなぁ〜」
「ショウコさんもすぐにわかりますよ」
「なにそれ?どういう事よ」
「フォレストスライムの特性ですよ、奴らの体は他のスライムと違って粘着力が異常にあるんです、その粘着力をつかって木に登ることができるんです」
「ふーん、それがどんな嫌な記憶に繋がるのよ」
「ショウコさん…上には気をつけてくださいね…」
「はぁ…?上ねぇ?」
「それじゃあ行きましょうか」
「………そうね」
「ところで…あの娘はどこにいるんでしょうかね?」
「さぁ?」
「さぁ?って…わからないんですか?」
「私が知ってるわけないじゃない、別行動なんだから」
「そうでしたね…」
「だいたいなんで私が知ってると思っ⁉︎」
「フォレストスライム⁉︎ショウコさん!大丈夫ですか⁉︎」
「グッ!グブォ!ガィ!」
「クッソ!【火よ灯れ】ッ!」
聖騎士が手の平に火を灯すと、ショウコの顔に取り付いていたスライムはあっという間に逃げ出した。
「グギィィィィィイ!ぶっ殺してやる!【悪魔の炎】ッ!」
「ショ!ショウコさん!この森ごと燃やすつもりですか⁉︎」
「関係無い!【空気泡】ッ!あぁー!ムカつくムカつくムカつくッ!フッザけんじゃ無いわよ!消えて無くなっちゃえよ!」
ショウコが創り出した巨大な炎は逃げ出したスライムを瞬時に蒸発させ、周りの木を次々と燃やしていく、その光景はまさしく災害であった。
木の上にいるフォレストスライムやその下の地面を這うスライム達を燃やし尽くし。
草花が生い茂る開けた場所も、巨大な木々が立ち並ぶ森まで火が収まる頃には焼け野原となってしまった。
「エフッ、エフフフフ、エフフフフフフ…」
「アッーハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!ザマァないわ!液体生物ごときが!不死院の最高責任者なめんじゃないわよ!」
「なんですか…?あの炎は…」
「アァ、あれ?あれね、魔炎よ」
「ま、まえん…ですか…」
「そう、私 が生み出した最強の炎、着火したら最後、魔素尽きるまで消えない悪魔の炎よ」
「…ショウコさん……あなたは一体……どこから来たのですか?」
「うーん…秘密」
「………そうですか…」
「さて、周りも綺麗さっぱりした事だし次の階層に行きましょうか」
「…次の階層も森かも知れませんね」
「ウッソ⁉︎まじで?」
「まぁ、行ってみましょう」
「また森だったら燃やし尽くしてやる」
〜〜〜第9階層〜〜〜
「………森かよ!ふざけんなよ!【空気泡】!アッタマくるわぁ!ここのダンジョンマスター頭おかしいんじゃないの!クッソ!【悪魔の炎】ッ!全部死んじまえ!」
ショウコは第9階層に着き周りを見回すと突如、喚き散らし周りの木々を燃やし、スライムが溶けていくのを見ながら狂ったように笑い続け、聖騎士はその様子を後ろから無言で見ていた。
炎が燃え尽きると、さっきまで狂ったように笑っていたのが真顔に戻り、静かに一言呟いた。
「飽きたわ」
そう呟くと焼け野原になった森をズカズカと進んで行きスライムだったものを踏みつけ、かろうじて火を免れた若木を蹴り倒し、次の階層への魔法陣を見つけるとすぐさまその中へ入りさっさと進んでしまい、聖騎士は慌ててその後を追い魔法陣へ入り込んだ。
〜〜〜第10階層〜〜〜
「ん、遺跡かしら?」
「どうやら森の中にあるようですね」
「ふーん、行きましょう」
「そうですね」
ショウコは聖騎士をつれ森に侵食されかけている遺跡を探索し始めた。




