わんこスライム
どうも、binnです。
戦闘シーンの様な場所が多くて書くのが難しい今日この頃、まだまだ頑張りますので、今後もよろしくお願いします。
「うーん、つまらないですねぇ」
「そんなこと言わないでくださいよレルシ騎、ダンジョンの攻略なんですよ」
「そう言われてもねぇ、モンスターでも出れば面白いんだけどねぇ」
「まだどんなモンスターが出るかもわかってないんですから」
「大丈夫だって、私、聖騎士だよ?」
「レルシ騎、そんなに油断していてはいけません、いつ何が起こるかわからないんですよ」
「もぉ、マレルちゃんは厳しいんだから」
「マレルちゃんはやめてください、私は誇り高き騎士ですよ」
「えー、マレルちゃんはマレルちゃんだしなぁ」
「はぁ…もうそれでいいですよ……」
「ん、見てマレルちゃん、スライムだよ」
「スライム?そんなの放っておいても良いでしょう」
「うーん、そうなんだけどなんか違うんだよなぁ」
「違う?何がですか?」
「うーん、何かが違うんだよ、何かが」
「それじゃあ私が倒してきますから、それでわかるでしょう」
「いや、私がやるよ」
「え?レルシ騎が自分からやる気を見せるなんて…」
「まぁ、見ててよ」
「【豪傑なる者の熱気】」
バケツをひっくり返した様な兜をした聖騎士がスライムに向けて黒い棒が2つ付いた金属の輪を叩きつける、するとスライムは轟々と燃え盛る炎に包まれて溶けてゆく。
「あれ?そんなに強くないなぁ?」
「やっぱり普通のスライムじゃないですか」
「違うと思ったんだよなぁ」
「はぁ…行きましょう、ダンジョンはまだまだ先がありそうですよ」
「えぇ、めんどくさいなぁ」
「さぁ、早く行きましょう」
「はぁい、今行きますよっと」
〜〜〜コアルーム〜〜〜
「なぁ、グリード」
『なんでしょう』
「聖騎士強くね?」
『あの聖騎士は弱いですよ』
「どれ?」
『あの長い兜をした聖騎士ですよ』
「あー、確かミブギアって名前だった聖騎士じゃん」
『知ってるんですか?』
「まぁね、一回会った事があるんだよ」
『そうでしたか』
「人間相手には強いんだけどなぁ、なんでスライムには効かないんだ?」
『呼吸から体内に毒を入れて体を麻痺させているんでしょうが、スライムは呼吸が必要ないですから効果がないんですね』
「そうなのか、知らんかった」
『主、あと12種類でスライムは全制覇できるんですからそういう事は覚えときましょう』
「そうだな、それにしてもスライムもあと少しなんだな」
『えぇ、スライムも少しずつ増えてますからね』
「全制覇したらなんかあるのかな?」
『さぁ?どうなんでしょう』
「早く全制覇したいなぁ」
『もっと人間を呼び込みましょうね』
「それはちょっと…」
〜〜〜ダンジョン内部〜〜〜
「どうなってるの⁉︎」
「どうするんだよ!聖騎士様!」
「黙って!私も考えてるのよ!」
「クッソ!どうなってるんだ!スライムが強すぎる!」
「他の冒険者たちは⁉︎」
「わからん!逃げたか喰われたかだ!」
「なんでこんなことになるのよ!」
「今はこのスライムを乗り切るまで踏ん張るんだ!サンサ!」
「了解!【業火なる息吹】ッ!」
魔法使いの少女が魔法を使うと通路一面に高温の炎が広がる。
「これでどうよ!」
「流石だ!スライムどもが溶けていくぜ!よくやった!サンサ!」
「いや、喜ぶのはまだ見たい、周りの穴からまだ這い出てくるわ」
「くそッ!どれだけいるんだ!」
「まったく、キリがないわ!」
「ど、どうすれば…」
「あんた聖騎士だろう!少しは手伝え!」
「わ、私の信能が通じない奴に敵うわけないでしょう⁉︎私は信能だけで成り上がってきたのよ!」
「なんて奴だ!」
「聖騎士辞めちゃえ!」
「そ、そんな事言われても…」
「もう良い!あんたは後ろにいて!」
「わ、わかったわ」
「次から次へと…どんだけいるのよ」
「全くだ、終わりが見えない」
「えぇい!【怨恨纏う黒炎】!」
「喰らえ…【大地裂く一線】!」
少女が放つ黒い炎はスライムの体を包み込み周りのスライムを巻き込んでいき、狼の男が剣を振り下ろすと地面に一直線の隆起が起こりスライム達を貫いていく。
「おいサンサ、まだいけるか?」
「ルッチこそ大丈夫?」
「と言うかカーシーはどこだ?」
「そう言えばいないわ、ねっ!」
「まったく、どこに行ってるんだ!」
「はぁっ!あいつの事だから他の冒険者達について行ったんでしょ!」
「そうだな、おぉら!」
「さて、まだまだ休めそうに無いな」
「こんぐらい余裕よ」
「ハハ、そうだな」
「ルッチ!さっさと終わらすわよ!」
「おう!任せとけ!」




