攻略隊、出陣
どうも、binnです。
この度は投稿が遅れてしまい申し訳ありません!
明日から投稿ペースを戻していきたいと思います!
これからもこの作品をお願いします。
「………誰もこないなぁ………」
『そうですねぇ………』
「暇だなぁ………」
『そうですねぇ………』
「グラトニーも帰ってこないなぁ………」
『そうですねぇ………』
「ダンジョンも上に1階層だけ増やしたんだけどなぁ………」
『そうですねぇ………』
「はぁ…暇だなぁ………」
『そうで…ん?』
「どした?グリード」
『主、ダンジョンに侵入者です、やりましたね』
「なにっ⁉︎遂に来たのか!で、何人だ?」
『137人です』
「………え?」
『137人です、そのうち聖騎士は3人、残りのほとんどが冒険者ですね』
「………まじかよ……」
『まじです』
「ヤバくない?」
『全然ヤバくないです』
『おそらくほとんどの冒険者は1階層のスライムよりは弱いんじゃないでしょうか』
「え?そうなの?」
『えぇ、ほとんど、ですけどね』
「まぁ、1階層も広くなってるし大丈夫だろ、多分東京ドームが20個ぐらい入るぐらい広い」
『とうきょうどーむ…ですか?どのくらいの広さなんです?』
「そうだ、確か東京ドームは200mちょっとあったはずだからな」
『あぁ、そのぐらいなら20個も入りますね』
〜〜〜スライム天国〜〜〜
「ここが例のダンジョンですか?ミブギア騎」
「えぇ、間違いないわ、このダンジョンよ」
「なんか〜すぐ終わっちゃいそうですね」
そんな会話するのは異様な甲冑を身に纏った3人の男女で、その後ろを百何十人かの冒険者が付いて回る。
ダンジョンは迷路のように入り組んだ洞窟状になっており、できたてのダンジョンによく見られる状態だった。
「なかなか広そうなダンジョンですね、私達聖騎士をリーダーにして3つに別れましょうか」
「別行動って事?」
「えぇ、なるべく均等別れて下さい、私達は真っ直ぐ行きます、ミブギア騎は右側を、レルシ騎は左側をお願いします」
「わかったわ」
「りょーかいです、左側ですね」
「それでは行きましょう」
「なんだこりぁ?広い場所だなぁ」
ワダス騎率いる冒険者達は4方向に通路が伸びている150mはありそうな大部屋に来ていた。
「これは…広いですね、なんのための空間なんでしょうか…」
「あ、スライムだ」
ワダス騎がそんな考えをしていると1人の冒険者がスライムの存在に気付く、どうやら前の方の通路からやって来たようだ、するとスライムが次々と同じ通路から出てくる。
冒険者達がその異常な光景を見ている間もスライムの数はどんどん増えていく。
「な、なぁ、聖騎士様?あのスライムはどうするんだ?」
「そうですね………まぁ良いでしょう倒しますかね」
「おっしゃ!スライム狩りだ!」
ある冒険者がそう言い剣を片手にスライム達に走って行き、剣でスライム達を一刀両断しようとするが、剣はスライムを1体も斬ることはできない。
「え?なんで斬れないんだ?」
冒険者がスライムを斬れないことに驚いているとスライムが驚異的な加速をし冒険者を吹き飛ばす。
「な、なんだこのスライム!無茶苦茶強いぞ!」
「お前凄い吹っ飛ばされてたぞ!」
スライム達は冒険者達に向かい合って体を震わせている、そんな様子を見ていると冒険者達はスライムが何か恐ろしいものに見えてくる。
「う、ぅおらぁぁ!」
1人の冒険者がスライム達に向かって炎を放つ、すると周りの冒険者達も次々と魔法を放ち始める、魔法を何十発も受けたスライム達は怯む様子も無く、未だに体を震わせ続けている。
「何なんだこのスライムはよぉ!」
「この化け物が!」
「どうなってんだよ!」
冒険者達がスライムを畏怖の目で見始めた時だった、スライム達が冒険者達を攻撃し始めた、スライムが冒険者に触れるとそこから体がドロドロと溶けて無くなっていく、冒険者達は我先にと出口へ向かい出すがスライムは何処からともなく現われ、冒険者達を次々と減らしていく。
「聖騎士様!あいつらをどうにかしてくれよ!」
「そうだ!お前らが依頼を出したから俺たちがこんな目にあったんだ!ふざけんな!」
「落ち着きなさい!」
「落ち着いてられるか!そんな暇あったら逃げたほうがいいに決まってる!」
「クっ…【爆散する鉄塊】っ!」
聖騎士が手に持っている鉄の棒をスライムに向けて叩きつけると、鉄の棒がスライムと共に爆発しスライムだけを爆散させる。
「見なさい!所詮はスライムです!私達が力を合わせれば何とでもなります!」
「で、でもよぉ、こんだけの量のスライムを相手してちゃあ間に合わないぜ?」
「大丈夫です!オォら!」
聖騎士が鉄の棒を振り回しスライム達を次々と爆散させていく。
「まだまだこれからですよ!」
「お、おいお前ら!俺たちも聖騎士様に続くぞ!」
「お、おう!」




