人間が勝つ方法
「私が思うには人間側が勝つには一つしか方法が無いと思う。
それは、機械の世界の創造主と言われているアルトロンの頭脳を破壊して世界をリセットすること。」
銀杏の言う方法に一同は驚いた。
そんなことができるのか。という疑問があった。
「できるかじゃない。やるのよ。人間のために!」
「アルトロンの頭脳はどこにあるんだよ?」
鉄平はそれが気になっていた。
「アルトロンの頭脳は首都 マシンの地下にあるはず。」
鉄平はそれを聞いて疑問に思ったことがある。なぜ銀杏がそこまで知っているのか。他の人が知らない情報を同じ人間のはずなのに。
それを聞こうと思った鉄平は口を開いた途端に大きな声が隠れ家に響いた。
機械兵が隠れ家のバリケートを破壊して来たのだ。
「みんな早く行って!お願い!」
隠れ家の外に出ようとする銀杏
しかし、銀杏の手を掴み後ろに投げ飛ばした者がいた。
田村 鉛と山田亜鉛だった。
「ナビゲーター役が必要だろ?おれたちはここへ残る!こんな奴ら食い止めてやるぜ。」
「何行ってるんだ!死んじまうよ。一緒に行こう!」叫ぶ鉄平
「心配ならさっさと行ってくれ」
ニヤリとする亜鉛
二人は機械兵に向かっていった。
鉄平たちはアルトロンの頭脳を探す為に走り出した。後ろは振り返らず前だけを見て走った。




