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School Life -完全版-  作者: orange/香月
大学ノート4冊目
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45/46

45日目 Come back

「秀先輩!タライ持ってきました!」

奏海はどこからか金ダライを持ってきた。

「奏ちゃん・・・どうしたのそれ??」

「そこの洗濯室に置いてありました」

“今すぐこれでロビィを殴ろう”と言わんばかりに意気込んでいる。

「香!!どいててちょうだい!!!」

「か、奏ちゃん!?」

「いくわよ~・・・・??」

奏海はタライを構える。

「でえええええ~~~~~~い!!!!!!!!!」

「やめてえええええええ~~~~~~~~~!!!」

香は叫びながら奏海の背後からタックルした。

ゴーーーーーン!!!!!!!!

「OH!?大丈夫でござるか!??!?!?」

ん??どうやらロビィは無傷の様である。・・・ということは・・・?

「はらひれ~・・・」

「しゅ、秀先輩!!!!」

ああ・・・なんてこった・・・

「酒持ってこんかいワレ~~~!!!」(※未成年の飲酒は法律で禁止されています)

秀はガラの悪い酔っ払いになってしまった。酔っ払い秀はロビィの胸倉をつかんでいる。

「ちょっと秀先輩~~~!!!元に戻ってえぇ」

奏海は混乱している。

「Whatでござるー!?」

「秀先輩のばかぁ!!ロビィに手出さないでよぉおぉ!!」

  ゴ  ン  ッ 

ロビィに手を出した秀を止めるべく、香は再びタライを秀の頭にぶつけた。

「ちょっ、何すんのよ香ー!?」

秀の頭の上には天使が舞っている。

「いてて・・・」

「無事でござる?」

「秀先輩!!!大丈夫ですか!?」

奏海が秀のそばへ駆け寄る。

「あ、うん・・・なんとか・・・・」

秀は頭をさすりながら笑顔で答えた。

「良かったでござる!」

その時、病室のドアが開いた。

「邪魔するゼ!」

佐久良である。その隣には響。

「奏海、オレのことはあきらめてくレ・・・」

「は?」

「オレは・・・オレはもう響のモノなんダ!!!!」

「やっだも佐久ったら!!!!!」

響が佐久良をバシバシ叩く。

「ちょ・・・お姉ちゃん!?」

奏海は動揺して震えている。

「私たち、付き合うことになりました♪」

「え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!??!?!?!?!?」

佐久良にもやっと春がきたのだ。

「O・ME・DE・TO・OH~~~~でござる!!!」

「響さん!!おめでとうございます!!!」

「よかったな佐久!!!」

ロビィ、香、秀は口々に2人を祝う。

「・・・ちょっと待ってよ・・・・・」

奏海は1人青い顔をしている。

「何?どうかした??」

ルンルン気分の響は奏海のおでこに手を当てる。

「そーーじゃなくてーーーー!!!」

「じゃぁ何よ??」

響は首を傾げている。

「お姉ちゃん、自分の歳考えなよ!!!!!」

「なんですって!??!?!??!」

今、まさに三上姉妹の間に溝ができた瞬間である。

「奏海・・・オレたちの恋に反対なのカ・・・?はっ!!まさかやっぱりオレのことが好きなのか!?そんナ!!それはダメだゼ!!奏海ーーィ!!!」

もしもーし。

「違います!!!佐久良先輩は6つも年上の女の人を幸せにできるっていうの!?」

尤もな話である。果たしてこの佐久良にそんな大役が務まるだろうか。

「まかしとケ!!約束するゼ!!!」

どうやら佐久良の想いは本物の様である。

「ブラボ~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」

ロビィ絶賛。

さて、どうする奏海・・・!!

「お姉ちゃん、みなくんはどうするのよ。」

「どーするのって・・・何ともなってないもん、みなくんとは」

「響!!みなくんって誰ダー!?」

いきなり彼氏面の佐久良。

「みなくん・・・玉川たまがわ 南彦みなひこは私のハトコで幼なじみよ!心配しなくても私は佐久良くんだけよ♪」

「響!!!!サクって呼んでくれーー!!!!」

「あぁんもうっ♪サ・ク///」

「ぐヲ~~~~~~~~~~~~~!!!!L・O・V・E ヒ・ビ・キーーー!!!」

佐久良と響は抱き合った。

「でもお姉ちゃん告白されたんじゃないの?」

どうやら響は南彦に告白されたらしい。

「みなくんに聞いたよ?まだ返事もらってないって」

「ナニ!?」

佐久良は驚きのけ反っている。

「今日返事するわよ!!」

「響!!!!!」

「サク!!!!」

2人は再び抱き合った。

「奏ちゃん、玉川南彦ってもしかして・・・」

秀は何かを言いかけたが、

「いや、そんなわけないか・・・同姓同名ってこともあるしな」

口に出すのをやめてしまった。秀の知り合いなのだろうか。

その時である。

フシャ・・・・フシャシャ・・・・・・

どこからともなく紐笛の音が・・・

「ひびちゃん!!!返事を聞きに来たよ!!!」

玉川南彦が現れた。

「あ、やっぱり玉川さん!?」

秀が叫んだ。

「あれ?おぼっちゃま!!なぜここに・・・!」

「みなくん、秀先輩と知り合いなの?」

奏海は驚いている。

「あ、うん・・・師匠の息子さん・・・」

・・・ということは?

「まさか・・・紐笛職人・・・?」

「あ、うん、弟子入りしてもう3年かな・・・?」

「すっゲー!!!伊吹将は滅多に弟子とらねーんで有名なんダ!!しかもその紐笛!!すばらしい作品ダ!!悔しいケド・・・負けたゼッ・・・!!!」

佐久良はその後で「でも響は渡せネー」と付け加えた。

「そうかな?」フシャシャ・・・

「HA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

その時、1人の男の目が光った。

「ThisはVery GoodなHi・Mo・Bu・E!!!MeにPlease!?」

ロビィが紐笛の音色を聞いて覚醒した。

「な、なんだあんた!?」フシャッシャ!?

南彦は驚いた拍子に笛を吹く。

「ロビィ!!」

香は喜びのあまりロビィに抱き付く。

「O―――――――――――――――――――――――――――H!!!!!!!」

今度こそ全てを思い出したロビィは香を抱きしめる。

「ForgetしていてSorry~~~~~!!!」

「ううんっ、私、Believeだったもの!」

ラブラブラブラブイチャイチャイチャイチャ・・・・・・

「ロビィ!俺たちだって心配だったんだぞ!!」

「そうだヨ!!香ばっかりずりーゼ!!」

「Ohっ、Sorry!!TA・DA・I・MA!!!」

男たちの友情・・・・青春である。

「奏ちゃん、ロビィが・・・ロビィがねっ!!!」

香は涙声で奏海の腕を引っ張って男たちの輪の中へ入って行く。

「ちょ、ちょっと香・・・」

「Oh?YouはCute Girl!!How are youー!?」

ロビィのテンション急上昇中↑

「は・・・はぁ・・・・」

奏海のテンションは急降下していきそうだ。

「よシ!みんなでロビィを胴上げしようゼ!!!」

ワッショイ ワッショイ

響と南彦は取り残されていた・・・

響は少し不安になっている。友情は素晴らしいと思う。だが・・・

彼氏の親Friendsの中に炉火井多可志がいるのだ。

(奏海、あんたも色々大変なのね・・・・)

ホロリ。

涙を流す響なのであった・・・。

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