46日目 Propose
翌日。奏海よりも先にロビィが退院する事になった。
「ロビィー!退院おめでとー!!」
香が花束を持ってやってきた。
「Oh、Kao~ri!MeのWishをHearしてくれるかい?」
ロビィはいつになく真剣だ。
「なぁに?どしたのロビィ??」
「Meは・・・YouにTroubleとUneasinessばかりさせて・・・Sorry」
ロビィはうつむき加減につぶやいた。
「どうしたの?ロビィ?」
「No!!TaKaShiとCallしてPlease!!」
「タ、タカシ・・・///どうしたの?」
「Meと・・・MeとMarriageしてPlease!?」
なんとロビィはプロポーズした。
「えっ!?」
「What!!Noかい!?」
「そ、そうじゃないけど・・・・えっと・・・・・」
例え好きな人であっても香はまだ中学生だ。ロビィもまだ結婚できる年齢ではないし、驚くのも無理はない。
「あ、あの・・・タカシ・・・・えっと・・・」
「Answerは・・・AfterでOKだよ・・・ThinkしておいてPlease」
ロビィはふぅとため息をついて窓の外を見た。
「タカシ!!!!NowにAnswerするわ!!MeはいつでもOKよ!!!!」
香は叫んだ。
「O、Oh!!!つまり・・・・」
「私を・・・・お嫁さんにしてください!!!!」
パンパカパーン!!!
2人は婚約をしたのだった。
「なぁに?話って・・・」
ロビィの後に退院した奏海は寮に着くなり香に呼び出された。
「私・・・ね、奏ちゃん」
「うん?どうしたのよ??」
香はゆっくり深呼吸をした。
「奏ちゃんだけは絶対に結婚式に呼ぶから!」
「はぁあぁ?????」
奏海には何のことだか分からなかった。
「はぁ??って奏ちゃんてばヤダ~~~!!もう!!分かってるく・せ・に♪」
バシバシと香は奏海の背中を叩く。
「痛っ、何なのよ~~一体~~~」
「私、タカシと結婚するから!!!」
「えーーーっと・・・・今何て???・・・んん???」
奏海は聞こえないふりをした。
「奏ちゃん!ME・DE・鯛!でしょ~!?」
香は1人舞い上がっている。
(・・・・・・・・・・・・・・)
「奏ちゃんっ、祝って祝って♪」
(・・・・・・・・・・・・・・)
奏海は考えていた。
親友の口から飛び出した言葉の意味を。
「結婚って・・・・結婚よねぇ??ん??結婚???????」
奏海は混乱している。
「奏ちゃんの時は私たちが仲人するね♪」
なこうど・・・・?つまり香とロビィが。
「約束よ♪だって私たち新郎新婦の親Friendsだもん♪」
なんて恐ろしいことを・・・!!香はニコニコしながら指切りをしようと小指を出した。
奏海は一歩後ろへ下がる。青い顔をして。
「あ、もし奏ちゃんの結婚が先だったら私とタカシの仲人よろしくね♪」
本気だ。香は本気でロビィと結婚するつもりでいる。
「ね、約束よ♪」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
約束なんてできるはずもない。たとえ秀と結婚したとしても、自分の人生の一大イベントにロビィなんて招待してたまるか。
「かーなーちゃん♪や・く・そ・く♪」
香が一歩前に進むたび、奏海は泣きたくなってきた。そしてついに・・・
「イヤよ」
「え?」
香がキョトンとしている。
「私はハワイで2人静かに式を挙げるのが夢なの!!白い壁にきれいなステンドグラス!!!屋根には十字架と鐘!!わかる??教会よ!!きょ・う・か・い!!!ロビィの入れる場所じゃないのよ!!!!」
一気に全てを吐き出した。
「香が結婚したいなら祝うけどロビィが仲人なんてお断りよ!!」
「奏ちゃん・・・」
今度は香が泣きそうだった。
「ロビィのこと・・・そんなにイヤなの??」
「嫌に決まってんじゃない!!!!!!!!!!!!!」
嗚呼。とうとう言ってしまった。
「奏ちゃん・・・」
香はとても悲しそうだ。
だが!しかし!これだけは譲れない。
「タカシの何が気に入らないの?」
香は思い切って聞いてみた。
「全部よ全部っ!!!!」
ロビィにはずーっと邪魔されてきたのだ。
そりゃぁもう気に入らない。あいつの存在自体が。
奏海は両手を振り下ろして「わかる!?」と親友に叫んだ。
「・・・奏ちゃん・・・」
「とにかく!!仲人なんてごめんよ!!!」
それだけ言うと奏海は去って行った。




