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School Life -完全版-  作者: orange/香月
大学ノート3冊目
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40/46

40日目 Accident

コンコン

「奏海、ごはんよー」

響が夕食の乗ったトレイを持って奏海の病室へやって来た。

いつの間にか時計は午後6時をさしている。

「ん・・・・・・むにゃ・・・・」

「さ、秀くんもそろそろ帰ってねー」

面会時間は午後7時までの決まりだ。

「あ、そうですね。それじゃ奏ちゃん、俺はそろそろ・・・」

しかし奏海は秀の服の袖をしっかりとつかんで離さない。

「行かないでー・・・・・」


奏海はまだ寝ぼけている。

「もうっ!!7時までだからね!?」

響は少し怒り気味で病室を後にした。



「たっ、Tired・・・」

「さすが伝説の田んぼ、侮れないゼ・・・」

ロビィと佐久良は鎌を持って一生懸命に稲を刈る。

「さぼったらいがんで~~??」

2人に指示を出すおやじは稲刈り機に乗っている。

「おいっ、おっさんはなんで手で刈んねーんダ!?」

「んなごと言うたかて、ワシの田んぼは広いだで、しゃーねーべ」

「Oh・・・・ReallyにTired・・・・・」

ロビィはその場に膝をついてうなだれている。

「おいっ!タカシ!!元気出せっテ!!こんなところでお前が倒れたら俺は香に何て言えバ・・・」

「Oh??YouはNow、KaoriとSayしたね??」

「お、俺はみんな呼び捨てで呼んでんだよ!香が特別なわけじゃねーシ」

またもや2人がもめだしたところに・・・

「おをををおをおをおを~~~~~~~~~~!!!!誰か止めてくんろおおおおお!!」

突然おやじの稲刈り機が暴走しだした。

ゴゴゴゴゴゴゴゴドルゥン ドルゥン ゴーーーーーーーー!!!

「What!??!??!?OH!!!!!O~~~~~~~~~~~~~H!!!」

ドガシャーーーン!!!!!!

暴走稲刈り機はロビィに突っ込んで停止した―――



「え?高校生が????」

ナースステーションで響は声を荒げた。

なんでも、男子高校生が稲刈り機に突っ込んだというのだ。

「今から救急車で運ばれてくるので、応援お願いします!!」

響は内科病棟の看護師だが、今日は救急センターの人出が足りていないらしい。

(どうしたら稲刈り機に突っ込めるのよ・・・・)

響は不審に思いながら、救急センターへ向かった。



「みーは・・・・ばっどじゃ・・・・のっと・・・・」

ピーーポーーピーーポーーーー

「タカシぃいぃぃいぃ!!しっかりしろおぉおおぉおぉ!!!」

辛うじて稲刈り機から逃げられた佐久良は無傷だ。

「ワシが悪いんじゃぁあああああぁあああぁぁぁぁあああぁ」

稲刈り機を運転していたおやじも軽傷で済んだ。

「みーは・・・つっこんで・・・のっと・・・・」

確かに。突っ込んできたのは稲刈り機の方なのに、なぜかロビィが突っ込んだことになっている。

「もういイ!!もうしゃべるなタカシ~~~~~~~!!!」

ピーーーポーーーーピーーーーポーーーー・・・・



「秀先輩!食べさせてください!」

すっかり意識がはっきりした奏海は秀に甘えている。

「え、いや、でもね・・・?(照)」

ピーーーポーーーピーーポーーピ・・・

救急車が奏海の入院している病院に入ってきた。

奏海の病室は救急搬送口の向かいの建物の3階にあった。なんとなしに入ってきた救急車を見た奏海は驚愕した。

位置の関係もあり、救急車から降りてきた人物の顔ははっきりとわかった。

「奏ちゃん?どーしたの?窓の外に何か・・・」

「うわあぁああぁあぁ見ちゃだめえええええ!!!!」

奏海は勢いよくカーテンを閉めた。

「・・・?あ、そろそろ7時だし、俺帰るよ」

今病室を出ればロビィとすれ違うかもしれない。

(クソー!!ロビィめー!!病院でまで邪魔する気!?)

「秀先輩っ!!」

「な、何?」

「泊まっていきませんか!!」



「OH・・・・injectはdislikeっっ」

処置室に運び込まれたロビィは、点滴の針を拒否していた。

「内科病棟から応援に来ましたー三上で・・・す・・・!?」

「Oh!!!Hi-Chan!!!!HELP!!!!!!!」

血を流しながらここぞとばかりに響に助けを求めるロビィ。

「どーぞ主任、ブスッっとやっちゃってください」

――――ブスッ

「NGYAAAAAAAAAAAA!!!!!」

「あっ!」

主任が声を上げた。

「どうしたんですか?」

「失敗しちゃった!テヘッ///」

主任はかわいらしく笑った。いつもの響なら怒りを覚えているところだが、

「やっだも~う!!しゅ・に・ん!!」

相手がロビィなのでお構いなしだ。

「Why~~~~??Oh~~~~Hi-chan・・・・oh~・・・」

少し切ないロビィなのであった・・・

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