33日目 Love Letter
なんとか佐久良とロビィを振り切って家路についた奏海。
「ただいまぁあぁ・・・・・・」
「お帰りー」
「ねー、愛知・・・・ん???ひっ!!オビタイツ!??!?」
「は?」
そこには脱ぎ捨てられたストッキングがあった。
「な、なんだストッキングか・・・ふぅ・・・」
「三上、大丈夫???」
愛知は奏海のおでこに手を当てる。
「・・・・あんた・・・・やばいんじゃないの??」
どうからすごい熱があるらしい。
愛知は奏海に体温計を手渡した。測ること数分・・・
―――38.9℃。
「ア、アレ???」
なんだか急にくらくらしてきた。
ばった~~~~ん!!!!!
奏海は倒れてしまった。
「え。ちょ!!!!!三上!!!!!」
「Oh!?TodayはCute GirlとTogetherじゃないのかい??Kaori!」
次の日の午後、香と出会ったロビィが聞いた。もちろん秀も一緒だ。
「なんか昨日ね~、帰ったら熱があったんだって。倒れたり夜中にうなされたりして同室の子も大変だったんだって!今からお見舞いに行くんだけど・・・」
(奏ちゃんが倒れた!?)
「そ、それ、どういう・・・・」
秀が香に質問しようとしたが、ロビィが口を挟む。
「ItはTerrible!!!MeもInquiryにTogetherするよ!!」
なぜそんなに凄む。てゆーか奏海が熱を出したのは半分お前のせいだっつの。
「お、おれもTog・・・」
「NowからGoよ!!」
「Yeーーーーーs!!!」
香とロビィは走って行ってしまった。
(だ、だめだ!!!ロビィが行ったら奏ちゃんのことだからもっと熱が上がる!!)
秀は慌てて奏海の部屋へ向かった!
ロビィたちがフルーツバスケットを買っているスキに秀は花を買い、一足先に奏海の部屋に到着した。
――ピンポーン
・・・・・・・・。
応答がない。愛知はまだ帰ってきていないらしい。
秀は恐る恐るドアノブを回した。
―――ガチャリ・・・
「開いてる・・・おじゃましまーす・・・」
「zzzz・・・・」
「寝てるのか・・・・」
秀は奏海のベッドの横に腰を下ろした。
「奏ちゃん、今までいろいろとゴメンな。俺、いっぱい傷つけたよな・・・」
秀は切なそうに奏海の頬に触れた。
―――ピンポーン
「Hey!Cute Girl!InquiryにComeしたよ!!」
ロビィと香が到着した様だ。
秀は手紙と花束を枕元に置き、窓から帰っていった・・・
「あ、鍵あいてるわ、ロビィ!」
「Oh~!GuardがEasy!」
―――ドタバタドタ
「奏ちゃーーん!!!」
「Cute Girl!!!!」
「ん・・・かお・・・り・・・?」
「MeもComeだよ~♪」
「・・・・・(無視)。・・・あれ?」
奏海は枕元の手紙と花束に気が付いた。
「しゅーせんぱい・・・?」
『奏ちゃんへ
風邪は大丈夫??倒れたと聞いたので心配になってきてみました。
早く元気になってね。
秀 』
「What What What???Shuかい??Oh~Love Letterかい!?」
周りで騒ぐロビィも気にならないくらい奏海は感動していた。
(でも何か・・・もう会えない予感がする)
その通り。秀は一度は断ったものの、やっぱり留学することにしていたのである。
誰にも言わずに、出発するつもりでいる。
「MeをForgetしないでーーー!!!!!!(Tears)」
ロビィの叫びも今の奏海には届かない・・・
(私・・・このままでいいのかな・・・)
奏海は手紙を握りしめて思った。
「秀先輩!!」
奏海はパジャマ姿のまま部屋を飛び出した。
「奏ちゃん!?」
香も後を追いかけて飛び出す。
「MeをForgettingだってばよーーーーーーーーー!!!(現在進行形)」
ロビィの叫びは2人には届かない・・・
「Ohっっ(Tears)」
1話から少しずつ挿絵を描いたりしてます。気が向いたら探してみてください(笑)




