32日目 Wonderful Tights
「Ohっ・・・・u・・・・uuu・・・」
ロビィが泣いている。いつもテンションアゲアゲなロビィが。
「ロビィ・・・元気出せよ」
―――ポンポン。秀が優しくロビィの肩を叩く。
「ま、そういうこともホラ・・・あるし・・・?」
秀は言葉が見つからなかった。
「u・・・・uuっ・・・・・u~~~~~~~~~~~っっWOW~~~~~っ」
ロビィは号泣している。
「ロビィーーーーーーー!!!!」
香の声がした。
「wow~~~~っwowっっ・・・wo・・・Oh??」
「ロビィ!!!!」
追いついた香は何かを手にしていた。
ロビィは秀の背後に隠れつつ、ちらっと香を見る。
「たっちゃんは幼なじみで、小さい頃からそう呼んでるのよっ!!」
「oh~~~ohっっohっ、MeはBelieveできないよ・・・」
「ロビィ・・・香ちゃんがかわいそうだろ」
秀は背後からロビィを前へ押し出した。
「2人で話しなよ。俺はどっか行くからさ」
「Ohっ、GoしないでShu~~~!!!」
ロビィは秀の足に絡みついて引き留めた。
「や、あの・・・ちょっ・・・」
「HereにいてPlease~~~~~~~~!!!!」
「もうっ、ロビィ!!MeのTalkをHearするの!?しないの!?」
香はAngry気味だ。
「Oh!!!!Hear、Hear!!!」
ロビィが香を見た瞬間、秀はダッシュで逃げ去った。
「Oh!?Shu!??!?!?」
「ロビィ聞いて!あのね・・・たっちゃんは・・・小谷くんは、私より好きな人ができたって言って、別れたの。吹っ切るのは大変だったけど、私にはもう未練なんてないわ!今は・・・ロビィ、MeはYouにOnly Loveよ!!」
「Oh・・・Me Only??・・・・・・・YES!!!!!!!」
ロビィは天に上る勢いでガッツポーズをした。
「Oh、Kaori、ItはWhatだい??」
香がさっきから手にしている物体を指差す。
「あぁ、これ・・・・“帯タイツ”っていうやつ。懸賞で2つ当たったから1個ロビィにあげようと思って・・・」
「What!??!??!?!?!?Really!??!??!?!?!?!?!??!?!」
―――どうやら帯タイツとはすごいものらしい。
「Thisは紐笛と並んでWonderfulにPopularityなんだ!!」
これで2人は仲直りできたが、“香よりも好きな人ができた”という竜王のことを忘れている。
つまり・・・奏海のことを・・・
(もう!!!本当に秀先輩ってば信じらんない!!!)
奏海は怒りを露わにしながら歩いていた。
なんだかこのまま寮に帰るのもいけ好かない。
(やけ食いでもしてやろーかしら・・・!)
そう思いUターンする。その時だった。
前方にスキップしながら進むロビィを発見した。
何やら手には怪しいものが握りしめられている。
「Oh・・・?Oh!Cute Girl!Whatしたんだい??Oh、Angryかい??MeはVery happyだよ~!!」
今の奏海には嫌味にしか聞こえない。
「ロビィ先輩、何ですかその怪しい物体は・・・・」
奏海が指差す先には、先ほど香からプレゼントされた例のブツが。
「Oh!?Doubtful!?ThisはOBIタイツ!!PopularityなItemだよ!!」
(オビタイツ・・・?男尾タイツ・・・??しっぽにでもなるのかしら)
奏海は誤解しているが、帯タイツはしっぽにはならない。
「しっぽにでもなるんですか?」
「Oh!?ThisをReallyにKnowしていないのかい!??!?」
ロビィはのけ反りかえって驚いている。
(悪かったわね!知らないわよそんな怪しいモノっ!!)
「Oh~YouはSinな人だね!Thisはね・・・」
ロビィは小声で語りだした・・・
「はぁ・・・・疲れた・・・・・」
ロビィによる“OBIタイツ”講座のおかげでやけ食いをする気も失せた。
さっさと寮に帰って寝よう。
「奏海ィ~~~」
「あ、佐久良先輩・・・・」
さらに疲れる様な人物が現れた。
「元気ないナ。夕飯おごってやろーカ??スタミナ次郎とかどウ??食べ放題だゼ!?」
奏海はまだ返事していないのに佐久良はどんどん引っ張って行く。
「あ、あの、そんなっ、悪いです!!!」
「いいっていいって~~今日バイトの給料日だシ」
「バイト??何やってるんですか??」
「ん?あぁ、ちょっとナ・・・」
佐久良はお茶を濁す様に目を伏せた。
「え、何ですか!?ヤバイことやってるんじゃ・・・」
「いや違うシ!!!俺・・・今修行してるんダ。奏海と花子にフタマタかけるようじゃダメだシ・・・」
どうやら佐久良は真剣な様だ。
「俺・・・職人になりたいんダ」
はて、何の職人だろう。
「今はバイトってことでやってるけド・・・・」
なかなか言い出さない佐久良に奏海は少しイライラしている。
「あの、それで何を???」
「紐笛職人って知ってるカ??」
!?
「は、はい???」
奏海は耳を疑った。
「結構給料いいんだゼ」
いや、そういう問題ではなく・・・
「あのー、それってもしかして“ふしゃしゃ”って鳴るやつですか??」
「そう!1年の時に専門教科で習ってさ、その時から職人になりテーって思ってたんだけど、やっと弟子入りできたんだゼ・・・」
佐久良は得意げに語る。
「Oh!Sakura!Ooh?Cute Girl!またMeetしたね!」
先ほど別れたはずのロビィが再登場した。
「ん??タカシ何持ってんダ??」
「Oh~~!Sakura!!EyesがHigh!!!ThisはOBIタイツ!!Knowかい?」
またロビィの帯タイツ自慢が始まろうとしている。
「Thisは・・・・」
「俺も持ってるゼ」
・・・!?
「わわわわわわわわWhat!?Thisは・・・・OH!!!Thisは!!!!」
「3本持ってるゼ。ノーマルとヒョウ柄とタイガース柄←レア」
ロビィShock!!!!!!
「あの・・・おびたいつって何なんですか??」
奏海は勇気を振り絞って聞いてみた。
さっきロビィから熱い講義を受けたことを忘れて・・・・
今なんとなしにこの小説をサイト内の検索にかけてみたらブックマークしてくれてる人が3人も!!!!(滝汗)
大丈夫かな・・・(いろんな意味で)




