26日目 Musical instrument
「・・・で?どうして私が呼ばれなきゃいけないのよ??」
勉強会には奏海も呼ばれた。あくまで“香と”勉強するためだ。
ロビィがいるなんて聞いてない。
「だってー!私たちも明日小テストあるしさー!!それに奏ちゃん頭いいし・・・」
だからと言って高校の勉強までわかるわけがない。
「よーロビィ、なんだよこんなところに呼び出して・・・・」
何とロビィは秀も呼んでいた。
「Hey!Shu!!!Meに!!!MeにTeachしてPlease!!!!」
ロビィは本当にピンチらしい。
もう生徒は皆、寮へ戻っていて図書館には4人しかいない。
「ん??これって今日提出だったレポートじゃん」
秀はロビィが広げているレポートを見て言った。
「・・・・What??ロビィ、Todayに提出だったの?」
香にバレてしまった。香はだらしないことが大嫌いなのである。
「Ohっ!?Kao~ri・・・!!Shu!!Whatしてくれるんだー!KaoriにDislikeされたらMeはWhatしてLiveしていけばGoodなんだ!?Ohっ・・・oooohっ!!!」
「ロビィ!!そんなことでDislikeになるわけないじゃない・・・!」
「Kao~~~~ri~~~~~~!!!」
また始まった・・・・
「あーなんかこのやり取り久しぶりに見たかも・・・」
秀は奏海・香とは例の“KIKUとユリ”事件から会っていなかった。
「久しぶりだね、奏ちゃん」
「そ、そうですn・・・・」
―――――フシャフシャフシャ・・・・・・・・
(な、何の音よー!??!?!?)
せっかく良いムードだったのに、変な音のせいで台無しである。
「OH!?ThatのSoundは!!HIMOBUE!!!」
―――――フシャシャシャ・・・
「Whoだい!?WhoがSoundさせているんだい!?」
ロビィはレポートどころではなくなってしまった。
「タカシ!!!紐笛が当たったゼ!!!」
本棚の影から出てきたのは佐久良だった。
「OH!Sakura!!Howしたんだい!?WhyにYouがHIMOBUEを!?」
―――――フシャシャシャ~~
「ふっふっふ!うらやましいだロ!」
佐久良は妙~~~~~~に嬉しそうな顔で“紐笛”とやらを自慢した。
「・・・ってか羨ましくないですよねぇ・・・?」
奏海は秀に問いかけた。
「・・・・っ!!マジかよ・・・・!!」
秀が目をキラキラさせて佐久良を見ている。
「マジかよサク!!すっげぇ~~~~!!!俺にも吹かせてくれよ!?」
―――――フシュシュシューー・・・
佐久良の演奏とは違う音がする。
「WOW!?Shu!Awkwardだよ!MeにLendしてごらん!」
ロビィは秀から紐笛を取り上げた。
放課後の静かな図書館に怪しい笛の音がこだまする。
「オイ!タカシ!!返せよっ!!」
「OHっ、もうFewだけ!!」
「ずりーよっ、ロビィ!!!」
3人は交互に紐笛を吹いている。
取り残されたヒロイン2人はどうすればいいのだろう・・・
「香・・・私・・・帰りたい・・・・」
奏海は涙声になっていた。しかし香は・・・
「~~~~~~~~~~~~~~~~!!ロビィ!!!!勉強しないの!?もうっ!!教えてあげないわよ!??!?」
「OH!???!?!?!?!?!?」
怒りをあらわにする香にロビィは半泣きだ。
「タカシ!!」
「ロビィ!!」
佐久良と秀が同時に言った。
「「今こそこの笛でLove songをささげるんだ!!!」」
ロビィは2人の熱い友情に応え、愛する香のためにLove songを吹いた。
―――――フシャシャシャシャ・・・・
「・・・ロ、ロビィ」
香はうっとりしている。
「ところでサク、これどうしたんだよ?」
演奏を楽しんでいるロビィと香を見守りながら、秀は佐久良に尋ねた。
「マ○イの戦士の懸賞に当たったんだよ!」
「マジ!?紐笛って3名にしか当たらないんだろ!?」
そもそも応募している人がどれくらいいるのか謎だが。
「佐久良先輩って強運なんですね・・・」
「だロ!?もっといっぱい曲覚えて、奏海にプレゼントすっからナ!」
・・・迷惑な。
「なんだって!?奏ちゃんに曲を贈っていいのは俺だけだ!!」
秀と佐久良は火花を散らし始めた。
「奏海!俺と2人で愛の逃避行ダ!!!」
佐久良は奏海の手を引いて走り出した。
「ちょ、おい、サク・・・・!!!」
「悔しかったら取り返してみろヨ~~!!」
佐久良は奏海の手を引いたまま図書館を出て行ってしまった。
「OH!?MeはForget者かい!?MeのReportはWhatすれば・・・・・」
「ロビィ!Meがいるじゃない!!」
「OH!!KAORI!!!!!!!!」
2人は仲睦まじくレポートを仕上げた・・・




