18日目 Help!
3人は走る。ただただ走る。
「Ohっ・・・・・・・はっ・・・ハァッ・・・・Meはっ・・・Tired・・・」
――ばたっ。
ロビィは力尽きてしまった。
「キャー!?ロビィ、しっかりしてー!??!?」
ロビィに駆け寄って抱き起す香。
「奏ちゃんゴメン!私たちが手助けできるのはここまでよ!」
(何もしてねーじゃねーか・・・!)
奏海は呆れたが、仕方なく1人で走り出した。
そう、すべては愛のため!
「待てヨー!!!」
後ろから佐久良が追って来た。
(あ、八幡山先輩・・・忘れてた)
「俺も手伝うヨ!」
まぁいないよりはマシか。奏海は佐久良を引き連れて、秀救出に向かった。
ピロリロラ~~~♪ピロ~~~~♪ポォーン♪
「おっ!また秀からテレフォンだ!」
(さっきと着メロ違くない!?)
奏海は困惑したが、電話に出た佐久良の表情はどんどん暗くなっていく。
「・・・そ、そんナ・・・!」
奏海は居ても立っても居られなくなって、佐久良からテレフォンを奪った。
「もしもし!?秀先輩!?何があったんですか!!!!」
しかし電話の向こうから返ってきた声は秀のものではなかった。
『Hey!BokuだYo!!わかるかI!?』
この声は・・・・・
「わかりません(キッパリ)」
『Ohっ、Tu Re Na I Ne!やっぱりBokuの声をわかってKureるのは、天使ChanぐらいSa!』
ムカムカムカ・・・・
奏海にどんどんイライラが募っていく。
「お、落ち着けっテ、奏海!」
・・・・・“奏海”??
「勝手に呼び捨てにしないでください!!」
「いいじゃン!!俺のコトも佐久良って呼んでくれよナ!!」
(秀先輩にも呼ばれたことないのにーーーーーーーーーー!!!)
佐久良は頬を赤らめている。
「と、とにかく!秀先輩を返してください!!」
奏海はAngryな気持ちを抑えつつ、電話に向かって言った。
『Hey!SoReはできないYO!!』
一体ロビーは何を考えているのだろうか・・・・・?
「ロビィ~~~しっかりしてぇ~~~~!!」
香は倒れたロビィを揺らしながら声をかけた。
「Oh・・・・・Meは・・・・もう・・・・」
ロビィは小さな声でつぶやいた。
「いやぁあああぁああぁ死んじゃいやぁああああああああ!!!!」
バカバカバカーーー!と叫びながらロビィを叩く香。
なんて切ないストーリーなんだ!!!!
「Meのことなら・・・・Uneasinessいらない・・・」
「そ、そんな!!ロビィ!!!DieするときはMeもTogetherよ!!」
「O、Oh・・・・Kao~~~ri~~~!!!」
あーもう、一生やっててください・・・(呆)
「そ、そうだわ!!マ○イドリンクを飲めば!!!」
「Oh・・・?But、TodayはHaveしていないよ・・・・」
ロビィはもう限界だった。
「Safeよ!Flaskに入れてきたの!」
香は水筒のコップにマ○イドリンクを注いだ。
「どーいうことですか!第一、今、どこにいるんですか!!!!」
佐久良の電話でロビーと口論する奏海。
『Hey!SoReはHimitsu!!DeMo、ヒント!Bokuの・・・・』
ピ コ ー ン ピ コ ー ン・・・・・
佐久良の電話が赤く点滅している。
「な、なにコレ!?」
これではせっかくのヒントが聞こえないではないか!!
「ヤベっ!!昨日の夜、充電してなかったんダ!!!」
「はぁ!?」
ピ コ ー ン ピ コ ー ン ピ コ ー ン
点滅は次第に早くなり、音も大きくなってきた。
「た、大変ダ!!早く充電しないト・・・・!!」
「どどどどどどどどどどうなるんですか!??!?!?!」
ピコーン ピコーン ピコーン ピコーン
「バ、バクハツすル!!!!」
佐久良はテレフォンを握りしめてダッシュで帰っていった。
「ど、どんな電話なんですか―――――――――――!!!!」
奏海は叫んだが、声は届かなかった・・・・
ごきゅ、ごきゅ・・・・・・
ロビィはマ○イドリンクを飲み干した。
「Oh・・・Meは・・・・ぐHAっ!!!!」
「ロ、ロビィいいぃいいぃいいぃイヤあぁあぁあ・・・・」
香が泣き崩れる。
「POWER UP!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ロビィはマ○イドリンクでパワーを取り戻した!
「Hey、Kaori!!Thanks!!!Cute Girl達をRun afterだ!!!」
「ロビィーーー!!!!良かったーーーー!!!」
2人は奏海の後を追った。
(はぁ・・・・どうしよ・・・ロビーってどんな人だったっけ・・・・)
奏海は記憶の彼方へ消し去ってしまったロビーを必死に思いだそうとしていた。
ピロリロ~♪
奏海の携帯電話が鳴った。
「もしもしっ、秀先輩!??!?!」
携帯の液晶画面に秀の名前が表示されていたので、急いで通話ボタンを押した。
『No!Meはロビィだよ!!』
「なんで!?!?!??!?」
ロビィは勢い余って奏海を追い越したらしい。
『Now、師匠のところさ!』
「なんで!?ってかどこですかー!!!」
なぜロビィはロビーの居場所がわかったのだろう?
『MeはWhenでも師匠の居Placeがわかるのさ!』
ロビィは得意げにわけのわからない自慢をした。
「そんなことはどうでもいいですよ!!どこにいるんですか!!!秀先輩に代わってください!!!!」
佐久良じゃないが、携帯の電池が少し気になる。
『Oh!NowからSayするからよーーーくHearだよ!?』
「秀先輩に代わってください!!!」
奏海はいらだっていた。
『Wow?Oh~、ShuはNow、Sleepさ』
どうやら秀は眠っているらしい。
(ま、まさか変な薬を飲まされたんじゃ・・・!?)
「どこにいるんですか!!早く!!!教えてください!!!どこに!!!!!」
奏海は焦った。このままでは秀が危険かもしれない。
『Ohっ、Angryかい!?Understandだよ!Sayするよー!!』
ロビィは奏海のあまりの剣幕に焦っている。
「早く!!!!!!!!」
『早く!!!!!!!!』
・・・・ん??
今、自分の声が電話の向こうから跳ね返ってきた気がした。
『Oh~~~~!!Angryかい!??!??!?』
「Oh~~~~!!Angryかい!??!??!?」
ロビィの声も電話の向こうとこちら側、両方から聞こえる。
どうやら近くにいるらしい。
見上げると、いつかロビーが屋台を開いていた店の前まで来ていた。
「こ~~~~こ~~~~~~か~~~~~~~!!!!!!!」
奏海は鬼の形相で店に乗り込んで行った。




