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あさみ  作者: 梅子


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17/23

強行

 あさみは、ほとんど裸のパンツ姿で、朝登に近付いて、抱き上げた。

「朝登、スマホ、飽きた?」

「ぐすん…」

「……。そうだ!!ママとパパと一緒に寝る?」

「はっ?何言ってんだよ!」

「朝登、ママとパパ、ちょっと、ぐらぐらするかもだけど、いい?」

「…。いいよ。」

朝登は、ぐずりながらも、必死に答えていた。あさみは、そんな朝登を抱き上げて、ベッドの端に寝かせると、その横、真ん中ら辺に寝て、

「たーくん…来て!」

と言う。僕が悩むと、

「来て!来て!来て!」

と、うるさい。僕は、ついにベッドに入った。すると、あさみは、

「きゃー!!たーくん!!」

と抱き着いて、べたべたキスをしてくる。

 朝登を覗くと、こちらを不安そうな目でじっと見ていた。

「やめろ!」

僕は、あさみを、突き放した。

「たーくん、照れてるの?」

「照れるとかじゃないだろ、朝登くんの前で…」

「朝登の前だと何でだめ、なの?」

「…。朝登くんには…し、刺激が強すぎるだろ…」

「しげき?」

「子どもの前では、しないんだよ。」

?

「そんな顔するな、分かるだろ。」

あさみは、しばらく僕の顔を見ていたが、思いついたように朝登に向き直った。

「朝登!ママとパパ、すごく仲良しなんだよ。だから、キスするの…それで、朝登が生まれたんだよ!」

「何言ってんだよ…」

「ほら、朝登は、ママとパパがぎゅ~ってしてるの、嫌なはずないよ!」


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