強行
あさみは、ほとんど裸のパンツ姿で、朝登に近付いて、抱き上げた。
「朝登、スマホ、飽きた?」
「ぐすん…」
「……。そうだ!!ママとパパと一緒に寝る?」
「はっ?何言ってんだよ!」
「朝登、ママとパパ、ちょっと、ぐらぐらするかもだけど、いい?」
「…。いいよ。」
朝登は、ぐずりながらも、必死に答えていた。あさみは、そんな朝登を抱き上げて、ベッドの端に寝かせると、その横、真ん中ら辺に寝て、
「たーくん…来て!」
と言う。僕が悩むと、
「来て!来て!来て!」
と、うるさい。僕は、ついにベッドに入った。すると、あさみは、
「きゃー!!たーくん!!」
と抱き着いて、べたべたキスをしてくる。
朝登を覗くと、こちらを不安そうな目でじっと見ていた。
「やめろ!」
僕は、あさみを、突き放した。
「たーくん、照れてるの?」
「照れるとかじゃないだろ、朝登くんの前で…」
「朝登の前だと何でだめ、なの?」
「…。朝登くんには…し、刺激が強すぎるだろ…」
「しげき?」
「子どもの前では、しないんだよ。」
?
「そんな顔するな、分かるだろ。」
あさみは、しばらく僕の顔を見ていたが、思いついたように朝登に向き直った。
「朝登!ママとパパ、すごく仲良しなんだよ。だから、キスするの…それで、朝登が生まれたんだよ!」
「何言ってんだよ…」
「ほら、朝登は、ママとパパがぎゅ~ってしてるの、嫌なはずないよ!」




