表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日も曇天、明日は雨  作者: 長谷川ゆう
PR
42/47

今日も傷つきやすい

軍隊のような厳しい父親とイギリス寮長のような厳しい母親に育てられたおかげなのかなんなのか、タフで強い。



人生が人生を辞めようかと実行に移す一歩手前で、故人の大好きな祖母や人を想ってとどまった人生だ。



誰かに何か言われても、独りで泣いて、落ち込み、腹が立ち、氷点下になり、相手の心が折れる事をたまりかねた時に、言ってきた【我ながら怖い】



その割には、少しの人の言葉を気にして傷つく。両親からは考えすぎだと言われても元来の性格なのか思考なのか分からないけれど、とりあえず傷つく。



感受性豊かな感性もこの傷つきやすい性格も、正直、20代、30代前半まではキツかった。



ある時から、逆にもうそんな性格の自分に疲れることに疲れたので傷つくことにした。



変えようにも幼稚園の時から、人生が地獄だろうがどん底だろうが変わらない。



もういいや。太陽を昇らせる事も沈ませる事も誰かの悪意や気持ちを動かす事も私には死ぬまで出来ない事だ。



年齢を重ねて、やっと一つだけ楽になってきた事もある。それまでは傷つこうが泣こうがとにかく独りで抱えた。



でも今は、傷ついた時にメソメソしながら話を聞いてくれる人が現実でもSNSでもいてくれる。



人間関係が下手くそな私なので、その人の近くに行っても切り出しかたや、逆にこじらせてしまう事もある。



それでも、耳をかたむけ励ましてくれる人がいる。




だから私は今日も安心して傷つく事ができる。



10年後の私は、どんなふうに変われているのだろうか。誰が近くにいてくれるのだろうか。



それまでは、傷つきながらメソメソして誰かに愚痴って甘えては、また立ち上がろう。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ