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6ちょんぱ 味方確保
「二人への復讐も済んだことだしいい加減この繰り返しから抜け出したいですわね」
5歳の誕生日に戻ったセリカ嬢は独りごちる。
「証拠を集めても四面楚歌で聞く耳を持ってもらえないから無駄足だったのですわよね。だったら味方を確保すべきですわね」
そう決めると子供ながらに社交の場に積極参加。有力者や、兵士たちにはとにかくご機嫌取りをしてみたり甘えてみたり、公爵家の資金や立場を利用して贈り物攻勢をかけたり、時には自らのからだを差し出すこともあった。
そして迎えた18歳の誕生日。パーティーには味方になってくれる筈の有力者を多数招待した。無論二人への嫌がらせは一切行わず、接触自体を避けまくり。いかなるタイミングでもアリバイが成立するよう一人での行動は避けまくってきた。
「セリカ。公爵令嬢とおれの婚約者の立場を悪用してのお前の聖女シルビアに対する所業は目に余る。よって婚約はこの場で破棄。いやそれだけでは生ぬるい。直ちに処刑にしてやる。ひっ捕らえろ」
あら、セリフが戻りましたわね。呑気に構えるセリカ。
「全く見に覚えのないことですわ。分かって頂けますわよね。皆様」
あたりを見回す。ところがみな揃って気まずそうに視線をそらす。その中には褥をともにした兵士も含まれる。
いったいどういうことですの!?
味方獲得ならず。残念無念のセリカ嬢




