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2ちょんぱ これは夢、の筈
「ーーーー!」
声にならない悲鳴とともに飛び起きるセリカ
「夢・・・・ですの」
そこは自分の部屋、のはずだが妙に子供っぽい。
「セリカお嬢様、起きていりゃっしゃいますか。今日は5歳の誕生日パーティーの準備がありますからそろそろ起きてください」
メイドの声がする。え、5歳?18歳じゃなくて?
自分の身体を確認する。胴体と首は繋がっている。しかし体は妙に小さい。ちょうど5歳児程度には
夢を見てましたのね。やたらとはっきり覚えているしずいぶん長い夢ですけれど、時間を遡るなどという非現実的なことが起こるはずありませんものね。全ては夢。夢ですわ
無理やり思い込むことにする。その後勉強がすでに知っていることばかりでやたら簡単だったり、何度も何度も「これは一度経験している」と感じることがあっても「これは夢これは夢」
無理やり押し込める。
しかし18歳の誕生日を迎えた日
「セリカ。公爵令嬢とおれの婚約者の立場を悪用してのお前の聖女シルビアに対する所業は目に余る。よって婚約はこの場で破棄。いやそれだけでは生ぬるい。直ちに処刑にしてやる。ひっ捕らえろ」
一字一句同じセリフ。あの日と変わらないランクルとシルビアのニヤニヤ笑い
セリカは再び声にならない悲鳴を上げる




