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11ちょんぱ 革命

結論から言えば伯爵令息も兵士もその存在が消えていた。

「やはり私と一緒に処刑されれば存在が消えますわね。でしたら王族丸ごと消えていただけばわたくしを処刑する存在が居なくなるということですわね」

王族が処刑されるためにはどうすればよいか?革命を起こさせるのが妥当な線でしょうか。それには思い切り悪政を居を敷いてもらうのがよろしいですわね。

思い切り無駄金を貢がせて財政破綻。そして増税増税また増税

「死ぬ気で贅沢するぞー(結果死ぬの確定ですけどね)」


とりあえず国王を誑かす。ついでに王妃も誑かす。もちろん王太子も誑かす。その他有力貴族も誑かす。

何度も繰り返(転生)しているから手慣れたものである。もちろん各々の好みも把握している。


ドレスは金糸銀糸を織り込み宝石で飾り付ける。もちろん一度来たらお払い箱行きで二度と日の目を見ることはない。それどころか一度も袖を通すことのないドレスのほうが多い。

景色のいい場所を見つければ別荘をねだる。狙うは庶民の宅地や農地。そこを無理やり取り上げる。一泊したらもう要らない。次の土地を見つけて新しい別荘

慈善事業と称して突然最高級の菓子を送る。豪華な制服を送る。そんなものより十分な量のパンや丈夫で手入れの簡単な服のほうが良いに決まっているのにそんなことはお構いなし。そして「慰問」に訪れ賑やかなお礼を強いる。

もちろん全部他人(国)の金。


予定通り財政は急降下。お偉いさん方はすっかり骨抜き。苦言を呈するものがいればハニトラで味方につけるか排除するか


王侯貴族が消えるのは望むところだが、次回転生した時に自分の居場所や後ろ盾がなくなるのは困る。なので両親(公爵一家)は避難させる必要がある。

 

両親に隣国での買付を勧める。かなり大掛かりであり公爵自ら出向く目利き簿の商談をである。ビジネス的には有意義に思える

「だがなー もうすぐお前の18歳の誕生日だろう。せっかくだから祝ってやりたい」

「でしたら隣国の美術品をプレゼントに欲しいですわ。今を逃すと二度と手に入らないかもしれない逸品がオークションに出品されるらしいですの。社会的地位の高い者しか入場できないそうなので使用人に任せられないそうですの」

「だがなー」

「誕生日はこの先何度でもありますが、美術品は一期一会ですわ」

色々と御託を並べ両親を隣国へ送り出すことに成功する。


そして迎えた18歳の誕生日、セリカの期待通り革命は起こり、王族ともども断頭台へ送られることとなった。


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