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10チョンパ 実験

「私とともに断頭台にかけられると、次の世界から居なくなりますのね。そのポジションには代わりの誰かが補充されるだけなのかしら?」

確認する必要がありそうね


手始めにアルトとかいう娘を籠絡してみましょう。シルビアの代わりなら懐いて来るはずですわね。

早速男爵家に連絡してアルトを呼びつける。寝室に連れ込み二人きりになると、思い切り警戒された。構わず手籠めにするとますます警戒される。まるで怯えた小動物。なかなか可愛い。その後公爵令嬢の立場を悪用して度々アルトを呼び出すセリカであった。哀れアルト嬢(合掌)


もう少し確認しておきたいわね。

二人の男に狙いを定める、一人は某伯爵の令息、もう一人は一回の兵士。二人とも以前裏切られた相手であり、存在の有無を確認しやすい相手である。


二人を誘惑しランクルがいかに極悪人かを刷り込む。おそらくタイミングが重要だ。早ければけが人は出ても結局何事もなかったかのように過ぎ去る。処刑の宣言が過ぎればもう手遅れとなる。実行は誕生日パーティー当日、それも処刑宣言間際だ。

そのことを二人にしっかり言い含める。


「「セリカ。公爵令嬢とおれの婚約者の立場を悪用しての可愛いアルトに対するお前の所業は目に余「やっておしまいなさい!!」

ランクルのセリフに被せ、大声で叫ぶセリカ。セリカの命令で二人が奥太子に襲いかかるという図式をはっきり示すべきとの判断だ。伯爵令息と兵士は迷わずランクルに襲いかかる。この謀反の結果にかかわらずセリカを含めた3人が処刑されることは確定だろう。


あっさり拘束される3人。男二人は暴れるが、セリカは全く抵抗しない。

「一体何のつもりだ?セリカ」

「あら殿下、殿下こそ何をするおつもりだったのかしら?その胸に手を当ててよくお考えあそばせ。私はそれから身を守るための準備をしたまでですわ」

「何のことだ」

心当たりは大アリだが、それを表に出すわけにはいかないランクル。冷や汗を流すが幸いなことに、襲われたショックによるものだと周りは勝手に解釈した。


「3人を直ちに処刑しろ」

命令はすぐに実行された

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