アスコット公国に
気配察知を使って追手がいないか探りながら歩き始めた。
「ぎ、ギルティナさん」
「どうしたの?」
「あ、足が……限界です」
街みたいなのが見えたため、そこまでラクティスを背負って行く。
街に着いた。遠くで見るより大きかった。服装からしてかなり遠い場所だと確信した。
何故なら、まだ夏から秋になる途中。それなのにここはまだ薄着だ。
「南側に来てしまったのね」
学園がある場所は様々な国から人が来る中央大陸だ。そこから南という事は当然まだ暖かい。
「み、南……ですか?」
「そうよ。アクシオムはずっと移動し続けているって言っていたし当然よね」
「か、帰れますか……?」
「すぐには帰れそうにないかも―――だけれど、必ず帰れるわ」
「……わ、わかりました」
■
街の人に聞くと、ここはやはり南で、アスコット公国という場所だった。そしてこの街は公国都市の下側だと聞いた。
「ひ、人がいっぱい」
「オートレイス王国の都市よりも人が多いわね」
アスコット公国の人口はどれくらいなのだろうか。都市の下側だというのに人はオートレイス王国の都市中央に匹敵する人々が暮らしている。
「まずは大陸地図を入手しないとだわ」
「ぎ、ギルティナさん。あそこに売ってそうです」
「早く学園に戻れればいいわね」
そう言って歩いていく。
遅くなり、短くてすみません
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