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最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第六章「女神干渉」後編

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女神と戦う

 私は力を振り絞って動けるようになった。

 後ろを向くとそこにはフィオナがいた。どこも変わっていないように見えるが、明らかに違っていた。


「あんたは、女神?」

「正解です。私は女神ヘールラです」


 転生させてくれた女神だ。前も剣士祭で少し戦った。


「何が目的なの」

「この世界を私のものにするのです。まだ、この世界は私の手に堕ちていません。予定ならもう手に入っているのですが、ね」

「そんなこと、どうでも……いいわ」


 さすがにきつくなってきた。この重力を消さないと確実に負けるわ。

 ギルティナが一歩踏み出した瞬間、ギルティナは背中を刺される。


「ッ……」


 ギルティナが後ろを向くと、そこにはアリストがいた。


「アリス、とッ!!」


 この重力魔法は特定のひ人にかけられるらしい。


「あ、めいず……父様」


 グランドを呼ぶ。


「グランド……きて」


 グランドが手に現れる。声が届いた。


『自己回復するのだ』


 背中の痛みは消え始めた。

 本当にめんどくさいことしてくれるわね。剣聖がケガしてどうするのよ。

 私はもう怒ったわ。


「全員ぶっ殺してあげるわ」


 剣聖の力をここで取り戻す。前世で培った経験を生かす時。

 ギルティナの瞳が赤くなり、魔力があふれ出す。


「本当にやる気?」

「ギルティナ。僕は君が嫌いになっ―――」

「黙れ」


 大剣を一振りした。

 声はギルティナから出たものが、とても低かった。

 そしてアリストの首は落ちた。体が前にバタリ、と倒れた。体からは血が流れ出ていた。


「人の心とういうものを失ったのですか?」

「私は剣聖……どんなものにも負けない。それが神であっても。あんたは私の怒りを買った」


 ギルティナは構えた。重力魔法がまだかかっている。だがそれも体が慣れて効かなくなっていた。そしてギルティナがまた大剣を一振りする。

 その瞬間に重力魔法は消え去った。アメイズとギルティナの父―――エクリプスが家から出た。二人とも察したのだろう。


 ■


「家から出ろ」

「わかりました」


 家から出て山まで移動した。



 一方アメイズたちは話していた。


「この戦いはとてつもない被害を出すかもしれない」

「そうか。だがこれも王国が悪いんじゃないか。第二王子を止めれない責任を問わせる」

「まあ、それが妥当ね。こんなゴミ王国にもう用はないし」


 軽く言ったアメイズを見て、エクリプスはマジかという目で見ていた。


「まあ、どっちが勝つか、ね。あれはフィオナじゃない。別の何かだった」

「俺もそう思った。俺も剣を教えている身だが、あのフィオナには勝てる気がしねぇ。天職の違いもあるが、実力では負けはしないはずなんだが」


 エクリプスはそう言って、下を向いた。


「無事でいろよ、ギルティナ」

「アメイズ、アリアを探すのを手伝ってくれ」


 少し間を開けそう言った。


「わかった」


 アメイズは了承し、アリアを探し行った。






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