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最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第六章「女神干渉」後編

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次の計画へ

「元気にしていたかい? ギルティナ」

「アリスト。なんでここに来たの」


 私はアリストを睨みつけた。


「まあ、様子見さ」

「誰の命令よ」

「女神だよ。君も知ってるはずさ」


 私の予想通りだった。女神の干渉があった。

 厄介すぎるわね。この結界もそう簡単に破れる代物でもない。

 というか……なんで私たちを拘束した? 何のために?


「なんのためにこんなことをしたのよ!」

「教えられる訳ない。そのうち分かるさ」


 そう言って、アリストは去っていった。

 くそ……。女神が直接干渉となると、私たちを監視している可能性もある。

 女神にはその力があるはずだ。そしたら厄介どころじゃ済まない。


「はあ……めんどくさ」


 ■


「アリスト、よくやってくれました」

「先輩は頭が回りますね。よくあんな計画を思いつきましたねー」

「そんなことはないですよ。たまたまです」

「へぇ……」


 さて……様子でも見ておきましょう……。


『師匠はここから出る気?』

『当たり前だわ! こんな結界を絶対破って見せる』


「ふふふ……」


 私は不敵な笑みを浮かべた。

 なぜなら、その結界は私が作り上げた無敵の結界であるから。


「先輩がそんな顔するのは久しぶりですね」

「失礼……」


 私はギルティナたちを見ながら次の計画へと移ることにした。


「ターセル。アリストに次の指示を出します。準備をしておいてください」

「了解です! 先輩」


 ■


 夢を見た。

 それは聞きなれた、慈愛に満ちた声だった。


『ギルティナたちの拘束、ありがとうございました。次の指示をいたします。次はフィオナ・セレスティアを手に入れる段階へと移ることにしましょう。フィオナ・セレスティアをとらえ次第、洗脳薬を打ち込んでください』


 僕は質問した。

 なぜ、フィオナにこだわるのか。僕はギルティナでいいと思ったのに。

 そしたらこう返ってきた。


『ギルティナではダメです。フィオナという存在が大事です。フィオナを洗脳し、子供を産ませることが大事なのです』


 女神には未来を見通す力があると聞く。その未来になにか不都合があると予想する。僕は女神に助けられてばかりだった。

 嫌でも、女神のためなら……。



 起きた時、机の上には洗脳薬が置いてあった。


「これを使うのか」


 洗脳薬は効いたことがない薬品だった。王家に仕える薬師もおそらくわからないと答える代物だ。

 さすが女神。ここまでの代物を用意してくれるとは、優しいものだ。

 現在ギルティナ、そして大貴族のヴィヴァ―ロ家の当主の拘束によって、フィオナ・セレスティアを簡単に手に入れることができる。

 現在フィオナ・セレスティナは心身ともに疲れていると聞く。そこに漬け込むことができれば簡単だ。


「さて、準備でもするか」





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