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最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第六章「女神干渉」前編

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本格的に動き出す

「グランドも久しぶりに使われてよかったでしょ?」

『当たり前なのだ』


 私は何事もなかった様に下山する。

 山の入口にはアメイズが居た。


「大丈夫? 激しい戦闘してたでしょ?」

「大丈夫だわ! 久しぶりに激しい運動ができて良かったわ!」

「そ、そう。それならいいわ」


 素っ気ないというか、人間味がなくなってるわね、アメイズ。


「はぁ……それにしても誰が刺客を雇ったのかしら」

「刺客? だから戦っていたのね」

「まあ、大体は予想付くわよ」

「そう。ならあとは倒すだ―――」

「―――そう簡単じゃないのよ」


 そう言って私は実家へと戻っていく。背中に刺さる視線を無視しながら。


「とにもう……師匠に似過ぎよ」


 アメイズの言葉はギルティナには届かなかった。


 ■


 家に帰ってきた。屋敷の中は暗い。


「母様は買い物かしら」


 独り言をつぶやき、すぐに頭を抱えた。


「思ったより深刻かもしれないわね。人間関係も悪化、そして何よりフィオナよ」


 考えることが多すぎる。女神が干渉している可能性が高いのは予想がついた。そして女神の助言相手、それがアリスト。


「厄介なことを……」


 まだあの屋敷には戻らない。あそこは危険すぎるから。

 あのメイド達は訓練され過ぎている。剣技、魔法、知識……。すべてを教育され、メイドになっている。

 負けることはないけど、不意を突かれる確率は、通常の戦い以上になるわ。


 アメイズには悪い態度取ってしまったけど、元弟子を危険にさらすわけにはいかないわ。


「弟子を危険に―――」

「―――誰が弟子ですって」


 顔を上げるとそこにはアメイズが居た。


「え、いやその」

「隠さなくていいわよ、師匠。師匠ならどっかで生きてると思ってたから」

「そうなの?」

「ええ。師匠は死ぬわけないです。百超えてもスパルタのままだった師匠なんだから」

「え、ええ。まあそれが私の教え方というか―――」

「―――それとして、すっかり女の子ね、師匠」


 そ、そういわれると顔がない。なんも言えないわよ……それに関しては、ね……。


「ま、まあ仕方ないわよ。時間が経てば」


 アメイズに口を手でふさがれた。

 気配を感じ取った。

 そして―――玄関が吹き飛んだ。





次話はもっと長く書きます

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