表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第六章「女神干渉」前編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/72

令嬢、婚約する

 女神が、ギルティナの動きを見ていた。


「やっと動きがあったわね。ここまで来るのに苦労したのです」

「先輩。そんなに喜ぶことがあるんですか?」

「王家との婚約の話を指示したのは私なのです。王家に神のお告げとして出しといたのです」

「神の干渉は禁忌ですよ!」

「私も本当はしたくなかったのです。ですが、フィオナと近いエリスフォード公爵家に産まれるとは予想していなかったのです。そのため、少しでも離して確保しやすくしているのです」


 そう、転生する場所は女神でも予測できないため、面倒なことになった時、干渉をするしかなくなる。

 私はほかの神々に嫌われているので、何も言われなかったのですがね。


「ターセル。自分の役目に戻りなさい」


 表向きは慈愛に満ちた女神を演じる。裏では、悪事を働く女神。それが私。

 ギルフォード。あなたは厄介だわ……。転生させたことを後悔するほどにね。


 ■


「王家との婚約!?」

「そう。王家との婚約。第二王子との、ね」

「なんで!?」


 昔から話が出ていた? なんでそれが王家なのよ。

 断れる気がしないわ。


「わかりました。でも……一度会って話してからです」

「ええ。もちろんそのつもりよ」


 三日後の昼間、母様に呼ばれ、リビングに行くとそこには第二王子がいた。

 写真で見ていた通り―――それ以上にカッコいい。

 黒髪、赤目の長身だ。


 昔に習った礼儀作法を生かす。


「お初にお目にかかります。エリスフォード公爵家長女のギルティナと申します」

「―――綺麗だ」

「へ?」


 いやいや、開口一番そんな事言わないでほしいわよ!!


「いや、何でもない」


 母様がこちらをチラチラ見ている。礼儀作法を覚えていたのがそんなに嬉しいの?

 私はソファに腰を下ろした。


「わざわざお越しいただきありがとうございます」

「いや、これくらいは当然だ。もしかしたら、婚約するかもしれないのだから」


 あらヤダ、この人イケメン過ぎだわ!!

 いや……私は元男よ……こんなときめいてはダメよ。正気を保つの。


 ■


 いつの間にか指輪をはめられた。


「これからよろしく。ギルティナ」

「へ……?」

「そんな緊張しなくてもいいじゃないか」


(え、いやいつの間に? 緊張しすぎて覚えてない。もうボケた私?)


 私の左手の薬指には、高そうな指輪がはめられていた。

 ドアが開く音がした。


「ギルティナ!!」


 この声は父様の声だった。


「帰ってきたときい……て。へ?」

「あら、あなた? どうしたの?」

「な、なんでこの屋敷に第二王子殿下のアリスト様がいるんだ?」

「ギルティナとの婚約の話……いえ、婚約の挨拶に来てくれたのよね?」

「はい。その通りです」


 父様が気絶した。


 ■


 女神は見ていた。


「これでしばらくはギルフォードの足止めが出来ますね」

「本当に良かったのですか? あれでも、元英雄ですけど」

「まあ、完全にメス堕ちしてくれると嬉しいのですが」

「先輩、言葉が汚いですよ」

「あら、失礼しました」


 これで本当にフィオナを手に入れられるわ。


 フィオナ———《魔法の巫女》をやっと。


 《魔法の巫女》とは、魔法を制限なく使える者、そして特別な力を秘めている者を表す。まだ発祥はしていないが、フィオナが《魔法の巫女》と言う事は確定している。

 そのため女神はその力を確保し、利用しようとしている。


 この世界を手に入れるために。

ギルティナはあっけなく婚約してしまいました。今後どうなるのでしょうか!!


気に入ったら、積極的にブックマークや、評価を!(☆が並んでいるところ)

評価や、ブックマークをしてくれると、作者の励みにもなりますので、ぜひ!!

(書籍化目標なので、そのためのアドバイスなどもください)


コメントや、リアクションも忘れずに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ