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最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第五章「王国と帝国の戦争」

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帝国聖女を斬る

 何度も二重詠唱を唱えて戦っているが、勝てるような決定打が打てない。

 そんな隙がないと言う事でもある。


「聖女……思ったより強いわね」

「そう? ありがとう」

「褒めたつもりはないわ」

「そう。別にあなたに褒められたところで嬉しくはないけど」

「よく言うわね」


 大剣を持ち直す。足が震え始める。この体じゃ持たない域に達しそうだ。


「足が震えてるわね。そろそろ限界じゃない?」

「いいえ……まだいけるわ」

「あらあら……。そんな余裕、どこから生まれてくるの?」

「気力よ」

「美のかけらもない答えね」

「私は剣で物を言うタイプなの」


 魔力を開放し移動速度が上がる。足が震えてバランスがとりずらい。


「全方位一空千断―――魔力斬撃」


 脳が同時に演算、そして処理する。脳の血管が切れる寸前だった。

 目が充血し、いろいろなところから血が出る。


「さすがにしぶと―――」


 聖女の腕が落ちた。そして足も。


「え……うそ……あ……ぁぁあ゛あ゛!!」

「さようなら聖女―――」

「うそで―――」


 首を切り落とした。

 血が広がっていく。私は何も思わなかった。前世の人格が戻りつつあるのかもしれない。


「はぁ……帝国の頭の首は取った。これで戦争が終わればいいんだけど」


 帝王を消し飛ばしたため、次に偉そうな聖女の首を取る。


「さらし首にしよう」


 ■


 王国にある王城へと戻ってきた。


「ギルティナ!!」


 フィオナの声だった。

 フィオナは一瞬で私と見抜いた。長年の絆という、固く結ばれたもの。


「ただいま! フィオナ!」


 フィオナは王城の窓から飛び降り、私の元へ駆け寄ってきた。王城のほぼ最上階から飛び降りるって、どゆこと……。足痛めないのかしら?


「ギルティナ……血がすごい出てる。今、癒してあげる」


 フィオナは治癒魔法が少し使えるから、私ケガも少し治った。ありがたいわね。






おそくなりました

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