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最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第四章「隣国へ」

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帝国との新たな争い

「へ……?」

「もう一度言う。グレート・フリーダムは我々の兵器にする」


 約半年、製作所に籠もっていたためか、この国の情勢を把握していなかった。


「え、あ……ギディアさんは……?」


 ここにギディアさんの姿はない。王女であるならいるのが当然……。


「ギディア王女殿下は体調を崩しておりますゆえ……」

「貴方に決めれる権限があるのですか?」

「飛行船提携に関して、決定権を与えられています」

「ですが、最終決定は王女ですよね」


 この国もまた、腐っているのか……とても残念だ。


 その時、ドアが開いた。


「貴様……勝手に決めるなと……」

「王女ッ!?」

「わ、悪いなぁ……ギルティナ」

「い、いえ……王女殿下もご無理なさらず……」

「貴様に、決定権を与えたのは早すぎた……。この場にて、決定権の剥奪を決定する。それと共に、グレート・フリーダムを世に明らかにすることを許可する」


 王女は続けて発言する。


「グレート・フリーダムの初期型は、精霊国に譲渡する。ギルティナ……君の頑張りを称える、わ」

「あ、ありがとうございます」


 ■


 私は精霊国に帰還した。設計図のコピーを持ってきた。これで量産は……お金があればできる。


「皆〜ただいま!」

「ギルティナ!?」


 フィオナは私を見てから、後ろを見た。特殊な塗料で塗られた機体はとてもかっこよかった。


「これで、戦争が起きても負けはしないわ!」

「そうね」

「久しぶりだな。ギルティナ」

「ローラン!」

「いや、思ったよりゴツく設計したな」

「いや、最先端詰め込んだから」

「そうか……。まあ、無事に帰って来てくれた。それが何よりだよ。それと、二人で話したいことがあるから来てくれ」


 私は部屋に連れて行かれた。


「この手紙を見てくれ」


 ローランから、手紙を受け取り、中身を見た。送り主は学園。


『至急、学園に帰還する事を命ずる。オートレイス王国と、帝国の戦争が始まる為、王国政府がギルティナ・エリスフォード及び、フィオナ・セレスティア。二人は王国政府に指名された。そのための帰還を要求する』


「なによ……これ。王国の都合で? 学園の意思は……」

「学園より王国政府が優先だと言っていた。我々も応援には行く。共に戦おう」

「……分かりました」

「戦争が終わったら、また会おう。グレート・フリーダムは我々が大事に使わせてもらう」

「はい」

「帰国の準備を始めなさい。もう時間がないらしい」


 そう聞いて、すぐに自室に戻った。荷物をまとめた。

 私からして、たった一日で、部屋がガランとした。


「もう、ここには戻ってこない。帝国……許すわけ無いでしょう」

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