女神の言った通りに
「始動!」
グランドマスターのエンジンが始動する。画面にはエンジンエネルギー循環図が出ている。
御えらいさん達は腰を抜かしている。まあ、これ程高性能な飛行船など見たことはないだろう。
私がコックピットに座り、操作する。最初は反対されたが、私の腕前を見て認めた。
エンジンの調子は良好。スピードを出してすぐに到着することにするわ。
私はそう考えて、スピードを上げた。一瞬回転数を上げたことによって、振動があったが問題ない。
王族の紋章ペイントを施し、国民にも王族の偉大さをアピール。
「ねえギルティナ? 本当に何者なのよ……。剣技も魔力制御も、飛行船の整備、そして運転まで」
「ま、まあ……少しやっていたから多少は、ね」
「これが貴族令嬢なんて、ねぇ……」
「あ、ははは………」
前世が剣聖だったって言ったら楽なんだけれど……そんなこと言っても信じてもらえはしないし、言いたくもないし。面倒くさくなるだけだから。
そう考えていた時だった。
『前方から敵艦5隻』
いや違う。レーダーはそれしか感知できなかっただけ。本当は―――
「囲まれているわ」
「はぁ? なんで!?」
「防御展開」
防御魔法陣が展開され、飛行船を守る。
その瞬間、全方位から攻撃が来た。
女神が言っていた事は……この事……なのね。
「反撃体制に入ります」
ローランがコックピットの入ってきた。
「何事だ」
「謎の艦隊がグランドマスターを攻撃しています」
「そうか。反撃するつもりか」
「はい。やるしかないです」
「撃て」
画面を見る。敵艦五隻をロックオンし、撃った。
「まためんどくさい事に……」
今回短いです。すみません
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