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最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第四章「隣国へ」

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隣国訪問準備

 変な感覚……懐かしい。一年ぶりか。それ以上……。


『久しいですねぇ……』

「会いたくなかったわ」

『そんな事言わないでよぉ……』


 暴れていたくせに、よくそんな顔して出てこれること……。性格がとことん悪いわ。明日、グランドマスターの整備をするのに。


「で、要件は何」

『隣国へはいかないほうがいいわよ』

「なんでよ」

『理由は教えられないけど、やめといたほうがいいわ』


 ■


 あんな事言われたけど、知らないわよ。魔力回路とか、現在の最新技術を付け加えないと。隣国へ行くにはいい装備をつけないとね。


 まずはエンジン。魔力圧縮爆発エンジン、その中の微小魔力吸気びしょうまりょくきゅうき式である。だが、加速が遅い。

 欠点はそこ。重い機体に非力なエンジンをつけるとか、前世の私はどうかしていたわ。今は、技術も進んで、逃げるが勝ちっていうのもあるから……まあ、逃げれるだけの加速とスピードは確保しておく。


 ■


 二時間が経った。エンジン合計八機の改良完了。空力の調整もし、スムーズに加速できるはず。

 微小魔力吸気の、吸気系統の大きさを大きくすることによって、魔力回路効率と内部圧力の調整をスムーズにできるようになった。

 ―――次はコックピットの改良。今のコックピットより手動操作が多い。手動操作の方がメリットは多いが、一部自動化して損はない。


 ■


 コックピットパネル。古臭さが垣間見える。これを微小魔力パネルに変える。


 変えました。自動化も完了。エンジンに負荷をかける代わりに、スピードが一気に上がるブーストもついでに付けた。


「やっと完了。もう夕方だわ……」


 真剣に取り組んでいたからか、今頃、お腹が減ってきた。

 随分と変わった。回路部分の調整も細かくし、おそらく速度も速くなっていることだろう。ローランを乗せるにあたって、防御も攻撃も重要。その部分は昔にクリアしている。

 世界最高峰の防御も攻撃手段も完備しているから。


 ■


「本日、隣国へ出発する。数ある飛行船の中で、剣聖が作った飛行船を使う」

「殿下……我が飛行船ではダメでしょうか……?」


 媚び売る悪徳貴族を横目に私はニヤついていた。私が作った飛行船に勝てる飛行船なんてあるわけないでしょ。バカ貴族達。


 昔からこの国の貴族の一部は黒い。悲しいけど認めざる終えない。


「いいや、グランドマスターを乗る]

「わかり……ました……」


 ―――ローランもある程度の悪徳貴族はサーチしているんだろう。

 さて、準備していきましょう!









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