表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第四章「隣国へ」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/46

飛行船、グランドマスター

「隣国へ訪問するため、護衛を頼む」


 私達、近衛兵兼剣技、魔法師範は、王からそう言われた。


「行き先はどこですか?」


 この国は、面積が広いため、三方向に国がある。帝国はまずないとして、残り二つ……和平交渉は済んでいるため、それ以外の訪問となると、伝統的なイベント等に招待されたのだろう。


「フラント公国だ。あそこは、飛行船技術が発展している為、我々の魔力技術と合わされば、最強の飛行船を作れるはずだ。こちらからしても、技術提供の見返りとして、飛行船提供の約束もある」

「なるほど……」

「でも、この国で作った飛行船があるはずよ!」

「ああ……あるにはあるんだが……まあ見てもらったほうが早い」


 ■


 王城の地下、夏なのに肌寒い。薄暗い大きな空間。


「ここだ」


 魔力を流すと電気がついた。


「大きい」

「ああ」

「これは、グランドマスター?」

「そうだ。当時の最先端だった」


 グランドマスター。私が一から作成し、最先端技術を詰め込んだ最高傑作。駆動方式は魔力圧縮爆発まりょくあっしゅくばくはつエンジン。これを高速で行うことによって、速く進むことが出る。全ては、魔力循環で動かしている、というわけ。


「現在のエンジンの仕組みは?」

空気圧縮式魔力混合くうきあっしゅくしきまりょくこんごうエンジンだ」


 やはり千年で大きく変わっている。私も空気圧縮式を採用しようとしたが、欠点が多すぎた為やめた。その欠点を補う力があるなら、一から作ればいいと言う結論に至っただけなんだけど、ね。


「なぜ、魔力圧縮爆発エンジンを採用しなかったの?」

「ロストテクノロジーと言って、失われた技術なんだよ。なにせ、設計図が見当たらなくてな」

「解析などはしたのですか?」


 フィオナが質問をした。どうやら、剣聖の残したものには興味があるようだ。


「解析はしたが、複雑で解析不可能な場所があった」

「動かすことはできるはずよね!」

「ああ、気になるか? 動かしてみよう」


 ■


 乗り込んだ。懐かしい景色。船内は綺麗に掃除されていて、千年前の品物だと言われるまで気づかない程だった。


 グランドマスターの起動方法は、青い魔力を持つ王族か、私だけ。


「起動」


 コックピットにある画面にエンジンの図が映る。機体後部からグォオーンと言う音がし、機体が微振動する。


「よくわからないのが、エンジンの回転の持続なんだ。起動時、必ず魔力を少量持っていかれるのだが、それだけじゃ、エンジンはすぐ止まるはずなのだが―――」

「空気中の微小な魔力を基準値まで一瞬で溜めてぇー溜まったら圧縮し、爆発するのだわ!」


 私は言ってしまった。つい、自慢したくなってしまった。


「え?」

「は?」


 二人が目を丸くしていた。


「ほ、ほら? エネルギーの流れが画面に出てるでしょ? ね?」

「確かに……気になってはいたが、空気を入れると思われていた場所は、実は魔力を集めるための穴だったのか。よく考えられている」


 画面には、発電中の文字があった。徐々に、船内の照明がつきはじめ、コックピットの複数の画面をついた。


「まだ動く……なんのエラーもない。剣聖様は全知全能だったのだろう」


 エンジンなんて、いくらでも作れたし、これよりすごいのもあるんだよね。防御、攻撃を重視し、戦争時にも壊れないような機能をつけている。それは……まあ次戦争が起きた時に使えば良いでしょう。


「では、グランドマスターで隣国へ行くことにしましょう」

「ああ、そうしよう」


 そう言い、グランドマスターの電源を切った。

気に入ったら、積極的にブックマークや、評価を!(☆が並んでいるところ)

評価や、ブックマークをしてくれると、作者の励みにもなりますので、ぜひ!!

(書籍化目標なので、そのためのアドバイスなどもください)


コメントや、リアクションも忘れずに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ