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最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第二章「学園生活開始」

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12/15

燃費の悪い令嬢

残り五日を切った。

神の呪いは解けたのか、魔力が練れるようになった。

私からしてはありがたいけど、何故呪いを解いたのか……そこは気になるわね。



剣士祭当日。

王都の人口の殆どは、この学園に集まっている。


「ねえ、フィオナ! あの空に浮いている街? みたいなのはなに?」

「珍しいわね……。あれは、優秀な剣士を集めた街よ。選ばれれば、あそこに行ける。完全に、実力主義よ」

「へー」


前世にはなかった。剣技、魔法の質が下がった代わりに、人類の技術が上がったのね。まあ、矛盾だけど。

教会が学園に行けと言った理由……なんとなく分かった気がしたわ。


「あの街に行った人は、完璧超人になって帰ってくるんだって」


私はそれを聞いて、固まった。

完璧超人はアリえない。ならば怪しむしかない。

敵ならば排除する。私はそう生きてきた……。


「そう。私は信じないわ! 行きましょう!」



空に浮く街――マータイト。

その操作室から監視している。


「異常個体を探せ……」


黒い服に身を包んだ者―――監視者。教会のマークを付けているため、教会の人間なのは分かった。

後ろから、シスターが出てきた。フィオナとギルティナの天職付与を見ていたあのシスターだった。


「まだ急ぐ時ではありません……。異端な者は排除すべきですが、見分けるのも大事」

「ははッ……人間を実験個体としか見ない上の人間が何を言うか」

「人間全員ではありません。あくまで異端な存在な者だけ……利用するのです」

「へいへい、そうですかよ」


監視者は、学園を覗いた。


「ほーん……上玉がいるな。魔力隠蔽が上手い。その隣にいるやつは魔剣士か」

「……特徴を言ってください」

「銀髪。青い目」


シスターも同じく学園を覗き、探した。


「私が担当したことある人がいました」


シスターは笑った。その目には、なにかおぞましいものが宿っていた。



「今年も始まりました! 剣士祭一日目ッ! 今年の新入生はアツいです!」


そんな放送が聞こえているが、どうでもいい。

なぜなら……


「これ美味しいわねッ!! 母国では見たことないわ!」


この食べ物はこの地域では、伝統的な食べ物らしく、一○○○年以上前からあったらしい。

まさか、この国ができる前からある食べ物に会えた。前世の世代に生まれたとなると、嬉しい。

自由に旅ができていなかった前世からして、美味しい食べ物に出会えたのは、大いに嬉しい。


「すごい食べっぷりね……お金はあるの?」

「家からの仕送りがあるから、大丈夫よ!」

「え、ええ。それなら良いわ」


フィオナは、呆れた様子でギルティナを見た後、料理を食べる。


「ていうか、そんな食べて大丈夫なの?」

「大丈夫よ! 剣を振るえば、すぐお腹が減るわ!」

「燃費悪いわね……」


相変わらず元気すぎるギルティナを見て、少し微笑んだ。


「あ、この料理、もう一つお願い!」

「もう、材料がありませんッ!」


屋台の店主が言った。


「えー!!」

「ないんでしょ? もう行くよ」


ギルティナの腕を掴み、引きずって移動する。


「ちょっと!! まだ話し終わってな―――」

「黙りなさい」


ギルティナの頭をぶっ叩く。


「ひぎゃッ!?」


そして、観客席に引っ張られていく。







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