ゼロイチ7
ソート、ニア「そうですか。教えて頂けないのなら、自分で確かめるしかありませんね。少なくとも貴方達の力量が分かるまでは私からは攻撃しません。かかってきなさい。」
ヒノミ「ハハッずいぶん余裕じゃん。行っけー!」
餌を前にヨダレを垂らす犬のように待機していたツミアミの集団は一気にソート、ニアへ走り出した。
ソート、ニア「はぁ、貴方の能力はもう分かっているので正直興味がないのですが、まぁ報告の為にも付き合ってあげますよ。」
ソート、ニアは一体のツミアミに向け拳を上げ振り下ろした。
ソート、ニア「え…こんな程度なんですか…正直残念です。」
ツミアミはまるでバターナイフで切られたかのように真っ二つになった。
ヒノミ「え…そんな…」
ヒノミは顔が少し青ざめた。
フタコ「ヒノミ!私達は二人で一人前!行くよ!」
すかさずフタコはヒノミに声を掛けた。
ヒノミ「う、うん。そうだよね!」
少し戸惑いながらも威勢を取り戻したようだ。
ソート、ニア「声が大きくてうるさいです。だから気付かない。」
「コーン!」
ヒノミ「鐘の音!どこからぁぁ?」
フタコ「音ってなにが?」
ヒノミ「え?…」
ヒノミは胴から下が無くなったかのように倒れた。
フタコが唖然としている。
ソート、ニア「あぁ、大丈夫ですよ。気絶しただけですから。次の相手は貴方です。」
フタコ(クソ!クソ!何が起きた!?鐘ってなんだ!ここは少し様子見で)
ソート、ニア「あれ?様子見とか考えてますか?100%できて下さい。じゃないと即刻終わらせますよ…」
ソート、ニアは威圧的に言った。
フタコ「へぇ。良いんだぁ。死んじゃっても知らないからね!」
(もう考えても分からない!全身全霊の一撃しかない!)
フタコは足に妖力を集め、一気に加速し、ソート、ニアへ一直線に走り出した。
その音は風船が破裂したかのような音だ。
懐に入ったフタコは奥歯を噛みしめソート、ニアの腹部を100%の妖力で殴った
ソート、ニア「ふむ。ふむふむ。なるほど。身体能力の強化ですか。シンプルですが、故に対処しずらい。ただ、レディのお腹を殴ってはいけませんよ。」
フタコの放った拳は人差し指一本で止められた。
フタコ「そ、そんな…あんたは一体…何者?…」
ソート、ニア「およ?名乗ってませんでしたっけ?私はここのナンバー2。副長 ソート、ニアです。よろしく。可愛い新人さん。」




