ゼロ イチ 6
フタコ「クンレン?」
ソート、ニア「クンレンじゃありません。訓練です」
フタコ「あぁ、そっちの。」
ソート、ニア「どっちのと勘違いしたんですか。まだ、寝ぼけてる見たいですね。まぁ、いいです。とにかくその涎を垂らしている子を起こしてください。」
フタコ「う、うん…」
フタコは少し戸惑いながら、ヒノミを左右に揺さぶって起こそうとした。
フタコ「ヒノミ!おーい!起きな!」
ヒノミ「振動が…ヤバい…」
まだ、高速移動の夢を見ているようだ。フタコはヒノミの耳元に口を付けて囁いた
フタコ「大トロ…」
ヒノミ「ふぁい!」
フタコは耳元でそう囁くと、ヒノミは飛び魚のように勢いよく上半身を上げた。
ヒノミ「あれ?フタコじゃん?どうしたの?」
フタコ「どうしたの?しゃないでしょ?ほら、私達捕まって…」
ヒノミは話を遮った。
ヒノミ「あぁ!そうだ!ゲロ吐いてその後!うん!?ここどこ!?このデカイ人だれ?」
ヒノミは周りを見回してそう言った。
ソート、ニア「デカイ…誰が…」
そう。ソート、ニアのコンプレックスはその身長の高さだ。
フタコはその一気に鋭くなった目付きを感じた。
フタコ「ヒノミ!失礼でしょ!」
ヒノミ「えっ…あ…すみませんでした。」
ソート、ニア「まぁ、いいです。とにかく訓練を始めます。と、その前に、少し小手調べといきますか。」
フタコ、ヒノミはニアに連れられて大広場に出た。
ソート、ニア「ただ、戦うというのもつまらないでしょう。あなた達がやる気の出る条件を1つ加えましょうか。」
ニアから出された条件はこうだ。
ソート、ニア「ここは裏刀総本部です。長官、副長官、その他副隊長クラスがゴロゴロいます。あなた達が考えていることはお見通しです。どうやってここから逃げ出すかでしょ。特別チャンスをあげます。もしも、あなた達が私に勝てば、すぐにここから逃がしてあげます。だけどもし負けたら、裏刀へ入隊する。どう?悪くないでしょ?」
ヒノミ「よし!受けて立つ!」
フタコ「ちょっと待った。勝ち負けの基準は?どうやったら勝ちなの?」
ソート、ニアはニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
ニア「私の息の根を止めたらよ」
フタコ「開始の合図は?」
ニア「いつでも。」
ヒノミ「うおおおお!」
ヒノミは妖力を急速に上げて、ツミアミを召喚した。
フタコは筋力の増加をし、破壊力、素早さを上げた。
ソート、ニア「ほう、これがツミアミを生み出す能力なのですね。面白い。そちらの方はまだ今いちピンときませんね。どういった能力なのですか?」
フタコ「ハハハッ。言うわけないじゃん。」




