23.来訪
誤字脱字、拙い文章すいません。
女性とレースの攻防の中、依然リリィと女性の光線の攻防も続いている。
リリィが押され気味だが、なんとか持ちこたえているといった印象だ。
突如、女性の光線が消える。
「【飛翔】」
同時に飛び上がり、ソードバースを回避する。
「どうして?」
「うーん、どうして私を狙うのでーす、人間とは戦いたくないのです」
リリィは意味が分からなかった。
それと同時に一つの感情が込み上げてくる。
「ふざけないで!人間とは戦いたくない?あなたのその力は人間を殺して得たものでしょっ!」
リリィは女性に怒りをぶつける。
女性に対しての怒りではない、これは自己嫌悪だろう。
リリィも人を殺し、もう殺したくないと言ってきた。
「理由、理由ですって、そんなの、あなたを殺せばわたしがこれから殺す人の数が減るのよぉぉ!!」
リリィが剣を空に掲げる。
「レース!!!」
「EX、スキル、【光射す明日へ】!」
女性の更に遥上に縦に連なる3つの魔法陣が出現する。
下に行くにつれて徐々に魔法陣のサイズが小さくなっている。
上の魔法陣から巨大な光が放たれる。
中の魔法陣がそれを圧縮するように吸収し、再び放つ。
下の魔法陣がそれを更に圧縮する。
上の段階では直径1kmほどの光だったが、下の段階では1mまで圧縮され、濃縮されている。
下の魔法陣からその光が放たれた。
「なっ…」
攻撃に気付き、横に回避しようとする女性だが、体が硬直する。
「回避不能スキルですか!」
「発動するまでに時間がかかるのが難点ですが、わたしが時間を稼げば!」
「甘いデース甘々デース、私の【身体装甲・龍】なら致命傷にはなりませーん!」
「分かってますよ、これだけじゃまだ足りない事くらい。わたしにだって切り札はあるんです!」
リリィは剣を手放す。
しかし剣を落下せずに宙に留まる。
剣は四つに分裂し、女性を中心に囲むように配置される。
「EXスキル【リミテーションシール】!!」
四本の剣がそれぞれ発光し、光の箱が女性を包む。
「対象者の魔法、スキルを封じるスキルです。レースのとは違って対象が結界内にいる間効果を発揮し続ける!」
女性は結界から出ようと移動するが間に合わない。
「くらえぇぇぇぇ!!!」
光が降り注ぐ。
ゴンつ
「大丈夫かぁ、英雄さんよぉ!」
女性と光の間に巨大な人影のようなものが現れる。
続きます。
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