16.次の国へ
誤字脱字、拙い文書すいません。
「巫女さんのところにかえろっか」
「はいっ!あ、男、の、人は、どうする、ん、です、か」
「……おいて行きましょう。あの人にとってわたし達もレナートも変わりないでしょうから」
「……そう、です、ね」
二人はその場を離れていく。
「あっ巫女さん!」
「二人ともおかえりなさい!、レナートは倒せたのね」
「はい、殺せ、まし、た」
「そう、よかったわ。本当に無事に帰ってきてくれてよかった」
巫女は二人を抱きしめる。
「ちょっと、巫女さん!恥ずかしいですって!」
「巫女、さん、温、かい、好き、です」
二人がそれぞれの反応を返す。
「本当に帰ってきてくれてよかった…」
巫女は想う、男の記憶の改ざんをしなかった場合の現在を。
「レースちゃん!リリィちゃんは!リリィちゃんはどうしたの?!」
「り、リリィ、さん、は、あの男、に、殺され、て…」
「そんな…」
「レナート、を、三人で、協力、して、殺して、リリィ、さん、が、どうやって、強くなった、のか、説明、したん、です。そしたら、あの、人が………リリィ、さんは、自分を、殺して、いい、から、私、には、てを、ださない、で、って…抵抗、もせずに、うゔぅぅぅぅぅ」
「そんな…リリィ…ちゃん…ああああああああああああ!!!」
巫女はこの未来を避けなければならなかった。
だから男のレナートに対する憎しみを増大させた。
今の彼は全ての怒りがレナートに向くように精神をいじられた。
リリィ達に大勢の人々が殺された、レナートがこの国に現れたからだ。
と、なる、思考回路に替えられた。
「さぁ、夜のうちにこの国を出ましょうか。曲りなりにも当初の目的だったレベルアップも成し遂げたわけだし。なにより魔王軍幹部を殺せたのは魔王を殺す大きな第一歩だわ」
「そうですよね、わたし達の目的は魔王を殺す事ですもんね…」
リリィは少し悲しそうな表情で言う。
「リリィちゃん、確かにリリィちゃんは大勢の人を殺したわ。でもだからこそ救えた命もあるでしょ」
「巫女さん…」
「世界を救うために犠牲がでるのは仕方の無い事だわ」
「そう、です、よ!リリィ、さん。リリィさん、の、おかげ、で、この国、は、これ以上、犠牲、が、出なくてすむ、んです!」
「ありがとう二人とも…早く魔王を殺して犠牲の出ない世界にしないとね!」
「ええ、さっ食料を買って帰りましょうか」
3人は船に戻る。
「お店が、開いてて、よかった、ですね」
「ええ、1ヶ月分くらいにはなったかしらね」
「でもすいません、巫女さんに全部払ってもらって」
「いいのよそんなこと、こんなに可愛い子達を養えるなんて巫女さん冥利に尽きるわぁ」
「はは、いつか、返しますね」
「楽しみにしてるわ。さっ、出航するわよ」
「はいっ!ところで次は何処に行くんですか?」
「そうねー、リリィちゃん言ってたでしょ、人間を大勢殺さなくてもレベルアップ出来る方法がないかって」
「あ、あるんですか!」
「いーい、これは1度限りの打開策で、出来るかも分からない。まして、どれだけレベルアップ出来るかもわからない。それでもいい?」
「はい、可能性が少しでもあるなら、やらせてください!」
「わかったわ、それじゃあ次の目的地は【ナハルック】英雄のいる国よ」
「はぁはぁはぁはぁ、ここ、は、工房?」
男が城の地下で目を覚まし、無数の巨大なカプセルを目にする。
「これは、一体…これは!?あの烏の魔物!」
無数のカプセルの一つに上空で戦った魔物が入っている。
「なんなんだ…この魔物達は!?」
その他、無数に存在するカプセルには男が見た事のない魔物達で溢れていた。
男は近くの机に置かれている紙に目を落とす。
「…人間の統合と魔物化について」
そこは人体実験場だ、捕えられた人間の行き着く終着点。
「な、こんな…許される訳がないっ!」
「おや、目覚めましたか。ご機嫌いかがてすか?」
「何者だ!」
「ふむ、どう言いましょうか。」
「さっさと答えろ!」
「そうですねー、では、魔王を殺したいただのしがない妖精さんとでも名乗りましょうか」
続きます。
次回から幕間2をはさんで次のシリーズに入ります。
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