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激闘!クマウサギ!

すいません、昨日は仕事でいっぱいいっぱいだったため、更新できませんでした。


改めてまして今日の分です、うまくルビがふれない技名・・・調べねば。


技名は中二でお察し

「お前の相手は俺らしいぜ・・・」


 さて、とあらためて目の前のモンスターを見上げる。

 体長は2mを優に超えており、3mに届くかといった巨躯を持つ2足歩行の熊のようなうさぎである。

 前の世界で3mを超える生物と対峙したことはないが、話には聞いたことがあり、どんなものかと思っていたが、まさか異世界で実現するとは思っていなかった。

 目の前の熊ウサギは目の前のコウを警戒しているのか、うなり声を上げるだけで襲い掛かっては来ない。


「コウ・・・頼むぞ・・・」


 アーネストは、町の危機でありながら、己の力不足、コウにモンスターを任せることを不甲斐なく思いつつも、己の後ろにはわが身をもってでも絶対に通さぬと、どっしりと構えていた。

 現在の立ち位置は防衛陣、アーネスト、コウ、クマウサギ、といった感じで立っている。

 アーネストは、うかつに動けばクマウサギの猛威に、なすすべなく騎士たちは蹂躙されるであろうことがわかっていた。

 アーネスト自身は冒険者ランクでいえばAランクではあるが、冒険者ランクとモンスターランクはイコールではない。

 一概には言えないが、Aランクモンスターを倒すには同じランクの冒険者を最低5人は必要とし、現在Aランク相当の人間は、アーネストだけであり、ミリアも限りなくAランクに近いが、それでもランクの差というのは大きく、さらに他の人間ではまず足手まといとなるであろう。

 その点、コウはその能力が未知数であり、少なくともAランク以上の力があり、おそらくはSランクにも届きうると、アーネストは見ていた。


 Sランクといえば、世界中で現在十数名ほど記録に残っており、その力はまさに自然災害、または理不尽の塊といった力であり、一国で扱うにはその力は大きすぎるため、その力をむやみに一国に傾倒しないよう、国のほうからは一切関わり合いを持ってはいけないと、不干渉条約といったものが組まれていた。


 アーネストは、クマウサギの動きを一切見逃さぬと、コウとクマウサギの対峙を見つめていたが、やがてコウとクマウサギに動きが見えてくる。

 クマウサギはじりじりと横に動き、コウを避けようと動いていたが、当然コウはそんなこと許さず、同じく横に動き、クマウサギの正面に移動する。

 やがてこのままだとじり貧だと思ったコウは自ら仕掛けることにする。


「まずは様子見だな 『風脚』(フウキャク)。」


 それは、模擬戦でミリアが使用した魔法の自己改良型であり、移動速度上昇と同時に攻撃にも使用可能な風を足に纏う魔法であった。

 その魔法を足に纏い、クマウサギに向かって飛びあがり、その顔に向かって蹴撃をお見舞いする。

 『ゴォン!!』と、攻撃が当たれば蹴りとは思えない音がした。

 クマウサギにとってコウは消えたように見えたはずだが、たまたまか野性の勘か腕を上げて、見事その蹴りを防御していた。


「ほう・・・」


 コウはその動きに感心し、かつその頑丈さに、嘆息する。

 今の一撃は人間に当てたら軽く首は飛び、防御されようとも腕ごと断ち切るであろうほどの威力があった。

 そのまま素早く後ろに回り込み、延髄に向かって蹴りを放つが、特に意に介した様子もなく、腕を後ろに振るうクマウサギ。


「ぎゃるうっ!!」


 その腕を反動を利用しコウは避けるが、後ろに立っていた木々が、距離があるのにもかかわらずなぎ倒された。


「これは当たるわけにはいかないな」


 しかしこちらの攻撃が脅威でないと思ったのか、コウを無視し狙いを防衛陣にいる騎士たちに定めようとしていた。

 それをみたコウは、クマウサギの正面い回り込み、身体強化魔法のレベルを上げた。

 敵の力を図っていたのはクマウサギだけではない、コウもクマウサギの力を測っていた。

 まるで見たこともないモンスターらしく、情報がないのだ、うかつに突っ込んでやられましたでは済まない。

 コウは完全なパワータイプと判断し、それに対応する魔法に切り替える。


「これならどうかな? 『金剛力』(コンゴウリキ)」


 そうつぶやいたコウの体全身がうっすらと赤く明滅する。

 こちらもまた、アーネストの魔法を自己改良した魔法である。アーネストの魔法は腕のみに作用したが、こちらは全身に作用する。

身体を用いる武技は、例外なく身体の複数個所使用するため、腕だけ強化してもあまり威力が上がらないのである。

 ス・・・とまるで近づいたことを悟らせない動きで懐に入り、その強化された身体でコウは攻撃を放つ。

 まずは体長の差によるため、膝に向かっての掌打。

『ゴキン!』と横から打ち抜けば、その威力に例外なく膝関節は破壊される。

 大地を踏みしめ、放たれるその技は先の空中での蹴りとは一味違う。


「ぎゅるうううううあああああ!!!?」


 膝を破壊されたクマウサギは絶叫を上げた。

 己の体を破壊されたのが驚きなのだろう、困惑が見られた。

 片膝を破壊され、その巨体を大地へと投げ出すように倒れるクマウサギ。

 クマウサギは起き上がろうと腕で上体を持ち上げもがく。

 その正面にコウが移動すると、ちょうど真正面にクマウサギの頭が来る。

 クマウサギは牙をむき、威嚇をするが、もがくだけの獣に恐怖は感じない。

 先ほどの音もなく滑り込むような動きでそのまま頭の下に潜り込み、大地を踏みしめる足から足首、膝、腰、肩などといった体の中で増幅された力を天へと向かって突き出す掌打・・・それをクマウサギの顎に向けて打ち抜く。

  

「我流総合格闘術 『天穿牙』(テンセンガ)」


 コウはさまざまの格闘技、武術、武器術と戦い、それぞれのいいと思ったところはすべて取り込み、自分の技として改良し、練り上げてきた。

 鍛え上げられた身体、練り上げられたその技は、魔法によって強化されさらなる奥義へと昇華する。


 そう、コウとしては衝撃を脳に与えて破壊するだけのつもりで放った技だった。

 しかしその技は魔法によって強化された身体で放たれ、コウが思っていた以上の威力を出した。

 すなわち、頭部が爆発四散したのである。

 当然のごとく、真下にいたコウは血と、脳漿まみれになる。


「・・・しまらねぇなぁ・・・・」


 びっちゃびちゃになったコウはそうつぶやき、うなだれる。

 


いかがでしたでしょうか、終わり方が不満な型もいるかもしれないですが、今ん感じかなと思っています。

あまりに不評な様ならかっこよく終われるように直すかもです

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