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奴隷は魔王となり、復讐を決意する。  作者: 影月命
第8章「神国ヴェルスランズ」
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第85話 『神国の門』

三日後


俺たちはアークロセリスの城の中で休憩をしていた。


「疲れも取れたし、おまえら、そろそろ行くぞ」

「もう行くの?」


そこにはレイナしか立っていなかった。


「あれ、他のみんなはどうした」

「多分寝てる」

「そうか」


少し沈黙が続く。


なんかレイナとは久しぶりに会話した気がする。

レイナ結構無口だったりするからな。

コミュニケーション不足というより、ただめんどいから黙ってるって感じだよな。


「今はまだ六時だからな。あいつら起きるの遅そうだし」

「私、呼んでくる」

「いいのか?じゃあ、頼む」


レイナはみんなのところに向かい、数分ほど経つと、みんな普通の見た目なのに、ケリウスだけ至る所に傷を負いながらやってきた。


「ケリウス………おまえ、どうした……?」

「いや……ちょっとな」


ケリウスは苦笑いしながら言う。

さては、レイナにやられたな。


「ところでラングさん、これからどこに行くんです?」

「どこかって?それはな、あそこだ」


俺は上を指差す。


「………天井?」

「違う。俺たちが今から行くのはな、神の国、ヴェルスランズだ」

「「「ええええぇぇぇぇ!」」」


みんな一斉に驚く。


「なんでまた」

「俺たちには天使が必要なんだよ」

「だからなんで」

「天使が持つ力が欲しいんだ」

「というと?」

「俺たちは神や天使にはまだまだ葉が立たないと思う」

「だから天使を仲間にしたいわけか」

「そういうことだ」



「そういえば、ララキールはどうしたのかしら」

「あの闇であっ気なく死んでくれてたらいいんだけど…………」


「ところでラングさん」

「どうした、ルーベス」

「ヴェルスランズの場所ってどこにあるのかわかるんですか?」

「いや、知らん」

「「「えぇ!?」」」


ほぼ全員が声をあげて驚く。


「だからおまえらに聞こうと思ってたんだ」

「と言われても、私、知らないわよ」

「僕もです」

「私も」

「俺もだな」


「………誰も知らないのか。じゃあ、地道に探していくしかないってことか………」

「空の上を探し回ればすぐ見つかるんじゃない?」


レイナが呑気なことを口にする。


「何を呑気なことを……。おまえら、さっさと行くぞ」



◇ ◇ ◇



「これって………門だよな」

「そうだな。まさか、ヴェルスランズに繋がる門があったとは」


目の前には、豪華な装飾がされた門があった。

門の真ん中はゲートのようになっている。

きっと、この門の先がヴェルスランズであってるんだろう。


「ここから先は、神にバレないようにするんだ」

「わかってるよ。それくらい」


緊張感が出てきたところで、俺たちは門を潜り抜けた。


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