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奴隷は魔王となり、復讐を決意する。  作者: 影月命
第7章「アークロセリス王国」
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第82話 『アークロセリスの城』

光と闇がこっちに向かい、俺はギリギリで何とか避けるが、カスって腕に切り傷を負ってしまった。

そこから血が流れ出る。

俺は手で傷口をおさえ、ララキールを睨む。


「さっきは外したけど、今度こそトドメを刺すわ」


今の俺に勝ち目はない。

この状況にそう考えずにはいられなかった。


ここは一旦………逃げるしかない。


「俺は絶対に生き延びる。ここから逃げ出してでもな」

「なんだと?」


「みんな逃げるぞ!」

「え?」

「う、うん」


俺はケリウスたちと一緒にララキールから逃げ出した。


「あ、待て!」


走ってから数分が経ったが、まだ後ろから気配を感じる。

後ろからララキールが走ってきているのがわかるな。


「いつまで走るんだよ?ラング」

「ララキールから逃げ切るまでだ」


それからまた数分経ち、立ち止まって後ろを振り向くと、そこにララキールが追いかけてる姿はなかった。


「どうやら逃げ切ったようだな」

「でも、また私たちも前に現れると思うわよ?」

「そうかもな。だから強くならねぇと」



とりあえず、ララキールの件は後にしよう。

そう思っていると、ルーベスがみんなに言った。


「そういえば、ルシアさんの復讐の件はどうしたんですか?」

「確かに忘れてたな」

「忘れてたの?」

「あ、すまん」


余計なことを言うな、ケリウスは。


「アレフは確か、この国の城にいるって言ってたよな?」

「うん、そうだけど」

「じゃあ、早速そこに向かおう」

「でも、真正面から向かうと、情報が城の人たちに渡ってしまうぞ?」


俺は闇の渦を出しながら、


「闇でワープすればいいだろ」


「さっさと行くわよ」


ルシアを一番に全員入っていった。


「ここは…………どこ?」

「多分誰かの部屋だろうな。戻ってくる前に早く出るぞ」


扉に手をかけ、開けると、そこには兵士が立っていた。

一瞬頭が真っ白になる。


「………やばっ!」

「曲者ー!」


兵士の一人が大声をあげる。

きっと今ので俺たちが侵入したことがたくさんの兵士たちに知らされただろう。


この情報が王の耳に渡るのも時間の問題だ。


俺は前にいる兵士を蹴り倒し、闇を放ちながら、


「お前等も早くこいつらを倒せ!」

「う、うん」

「わ、わかった!」



ケリウスは闇を、ルシアは雷と剣を、レイナは爪を、ルーベスは毒を使って兵士たちを倒していった。


「よし、こいつでここにいる奴は全員倒したな。直に他の兵士たちもここに来るはずだ。早くアレフの部屋に行くぞ。ルシア、案内頼む」

「わかったわ」


ルシアを先頭に俺たちはアレフの部屋に向かって走った。


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