表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奴隷は魔王となり、復讐を決意する。  作者: 影月命
第6章「地獄の世界、グルギヴァ」
66/148

第65話 『地獄の要塞』

とりあえずみんなで逃げることにしたけど、これからどうやってあいつに立ち向かおう。

このまま逃げ切るとは考えにくい。


幸い、ゲランダの速度はそこまで速くないようだ。


「一旦ワープした方がいいんじゃないか?」

「その方がいいかもな」


俺はここから向かった先に、全員が入るほどの闇の渦を出した。

闇の奥は俺たちが向かう要塞に繋げた。


あの要塞には、『狂魔の呪剣』がある。

もしかしたらあの剣で、ゲランダに対抗できるかもしれない。


「やべ、疲れてきた」

「我慢しろ、ケリウス」

「私も疲れてきたわ」

「ならみなさん僕の上に乗ってください」

「え、いいのか?」

「はい、構いません」

「じゃ、遠慮なく」


全員がルーベスの上に乗ると、


「みなさん、落ちないように気を付けてくださいね」


ルーベスは羽を広げ、低空飛行をした。


「あの闇を抜ければいいんですね」

「ああ、お前にかかってるんだ。頼むぞ、ルーベス」

「はい、任せてください!」


勢いをつけ、そのまま闇の渦に向かって突っ込んでいった。




渦を過ぎると、そこは要塞の中のどこかだった。

ゲランダが来ないように、慌てて闇を消す。


「ラング、ここどこだよ」

「悪いが、俺も知らない。適当に繋がらせたからな」


周りを確認しながら、ルーベスが言った。


「こ、ここって要塞なんですか?」

「?そうだが。どうした?キョロキョロして」

「こ、ここには、あの『ヒュドラ』がいるって噂があるんです」

「ヒュドラ?」

「首が何個もあるドラゴンのことだよ」

「そんなのがいるのかよ」



「とりあえず、あのゲランダがここに来る前に早く呪剣を見つけて手に入れるか」

「ここは別れて探した方がいいんじゃないか?その方が早そうだし」

「いいかもな。それでいこう。くれぐれもあのゲランダには会わないようにな」


話を終えると、その場を離れ、探索を始めた。





一通り探したけど、まるで迷路みたいだな。

この要塞は三階まである。

俺はそのなかの二階を探索している。


古い要塞なのか、がたついてるところや、崩れて一階に繋がってる穴がある。

呪剣がありそうなところはないが、もしかしたら、隠し扉的なのがある可能性がある。


そう思いながら何度も探索し続けていると、ルシアの声が聞こえてきた。

よく聞き取れなかったが、こっちに来てという意味だとは、なんとなくわかった。


三階に向かい、声が聞こえてきた方へ向かった。


「どうした、ルシア」


そこにはみんな揃っている。


「これ見て」


ルシアが指差した方に目を向ける。

するとそこには、壁一面に張られていた何個もの鎖があった。

まるで封印でもされてるように。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ