↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奴隷は魔王となり、復讐を決意する。  作者: 影月命
第3章「ルガミンダ魔術学院」
31/148

第30話 『魔力鍛錬』

「最近殺人事件の噂が多いな。どうせ、お前の仕業だろ、ラング」

「よくわかったな」

「またなんでそんな毎日人殺してんだ?」



「学院にいるとずっと人間に囲まれてるからな」

「俺はいいのか?」

「お前は論外だからいい」





「だから人間を殺してストレス発散しないとやっていけないんだ」


「なるほどね……え、じゃあ、俺も殺される?」

「お前は殺さねえよ。復讐するためにはお前の強さは必要不可欠だからな」


「やっぱり俺も駒の一つか……まあ、わかってたし、そこまで気にしてないからいいけど」


話を終え、家を出る。

一応イージマに俺が言いたいことを伝えたんだ。



強くなりたいから、授業は魔術の鍛錬にしてくれって」




でも、あいつ本当にわかってんだろうな。

もし無視したら殺すまでだ。







学院に入り、席に着く。



イージマが前に立つと、


「今日は、お前等を強くするために、鍛錬をする」



体育館に移動し、列に並んだ。








「五個ずつ的を用意してあるから、まずはその的に魔法を放て」


言われた通り、魔法を放つ。

俺は火と水と闇の属性を持ってるから、三回行った。


大きさは握りこぶしより少し大きいサイズだ。


他の奴等も同じことをしている。


イージマはそれらを見て、記録を記入していた。








「先生、何してるんですか?」

「お前等の記録をとってるんだ。この記録より、どれくらい成長してるかを調べる」


全員がやり終えると、




「じゃ、強くなるためにはどうするかを教える」


ほう、これはちゃんと聞かないとな。


「魔法の威力を大きくするためには、魔力を大幅に消費しないといけない。まずそれを意識するのが大事だ」




イージマは説明しながら、指から小さな火を出し、的に向かって軽く指を動かす。

すると、放たれた火は、一瞬で的まで行き、当たった瞬間に的は爆発して消滅した。


あの威力がイージマの説明の信憑性を高めている。













言われた通りに俺たちも試した。

魔力を多く使うイメージ。


そして、魔法を放つ。

だが、イージマと違ってしょぼかった。

おかしいな。



ちゃんとイメージしたはずだ。






「先生、威力が高くなりませんけど……」


「それは当然だ。最初はあまり効果はない。でも、何度もイメージして放つことで、威力は増していく」




なるほどな。

家の玄関の外でも、ざっと千回、否、一万回ほど放つか。


そうすればかなり威力は増すだろう。



今日はあまりイラついてない。

だから今日は人を殺さないでおいてやるよ、今日は。



家に着いたら、約一万回イメージをして火の魔法を放った。










今日で十万回くらいやったと思う。

あ、ちなみに火だけを放っている。

もはやそのイメージをしなくても、威力の高い火を放つことができている。




十万回やった甲斐があったな。


次は水だな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。