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奴隷は魔王となり、復讐を決意する。  作者: 影月命
第3章「ルガミンダ魔術学院」
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第29話 『初授業』

それから数日が経ち、俺は魔術学院に向かった。




イージマの話を聞くと、犯人はどうやらこの中にいた…ことになっているらしい。

本当は俺だけどな。



犯人にされた奴はさも絶望しているだろう。






ま、そいつが捕まろうがこっちは知ったこっちゃないけどな。



「入学して早々最悪なことになったが……まあ、切り替えていこう!」


イージマが明るい声で言うが、教室は静かなままだ。


「じ、じゃあ、授業を始める。まず魔法というのは――」



イージマが黒板の方を向き、何かを書き始める。

こんな暗いままで授業ってどんな地獄だよ。



まあ、強くなるためには必要だから聞くけどさ。




魔法はイメージが大事。

それは世界の常識だ。


詠唱を唱えれば、より強い威力を放てるが、俺は面倒くさいから詠唱を唱えたり唱えなかったり。











そして次に大事なものは、魔力だ。


魔力がMAXどれくらいかは個人差がある。

魔力を消費しても、徐々に増えてMAXになる。



魔力はゼロになると、頭に激痛が走る。



だから、もし魔法で戦うなら、魔力が今どれくらいか、意識しないといけない。


それが、今イージマが教えた情報だ。






俺は元々知ってたけどな。

そんなくだらん情報より、強くなるための秘策を教えろ。

心の中で愚痴を零し、イージマを睨みつける。



訓練して俺を強くしてくれ。

でないと、俺がこの魔術学院に入学した意味がなくなる。




ただただ時間を無駄にしたことになる。





それだけはさせないでほしい。









授業が終わり、教室を出る。

まあ、ためにはなった…のか…?



さて、るか。

ストレスはためすぎるとよくないからな。

俺はニヤニヤしながら、学院を出た。








別に殺す奴はクラスメイトじゃなくてもいい。

人なら誰でもいいのだ。



そこらで拾って、苦しみを与えて殺す。







今、前にいる女にするか。

一人だけだし、周りには誰もいない。




行くぜ。

ニヤリとした瞬間に、女の真後ろまで飛んだ。

そして、手に闇を纏い、女を殴りつける。


女が振り返り、怯えた表情をする。


背筋がゾクゾク~ッとくる。

やっぱり、人を傷つけるってのは最高だな。






俺は女の前まで移動し、髪を掴み上げる。


「苦しめ。今日はお前が俺のおもちゃだ」


悪い笑みを浮かべ、女を見つめる。


「たすけ――」


慌てて女の腹を蹴りつける。


「なめた真似したら許さねぇぞ、このバカが!」



罵倒を浴びせながらまた蹴る。

蹴りすぎたせいか、口から茶色い液体を吐き出した。


「うわっ、ばっちい!」


靴を汚された怒りでまた蹴る。


最後に足に闇を纏い、思い切り蹴りつけてやった。

今日の疲れもこれで吹っ飛んだな。


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