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奴隷は魔王となり、復讐を決意する。  作者: 影月命
第2章「黒の魔術師」
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第13話 『破壊』

それにしてもさっきのはなんだ?


ステータスを表示し、確認する。


―――――

ケリウス・センエラー

職業:魔術師

属性:闇

レベル:5000


HP:10000

MP:7000

攻撃:90000

防御:500

知識:10


スキル:アイテムボックス、闇耐性、光耐性、威圧、浮遊、魔眼、魔の手、闇の呪い

魔法:付与魔法、封印魔法

―――――


闇の呪い?

なんだよ、それ。


てか、色んな数値が上がってるんだけど。

レベル5000ってなんでそんなに、前は1000だったぞ。


まさか、闇の呪いの影響か?



アイテムボックス、このスキルは空間にあらゆるモノを収納できるスキルだ。

人によって収納できる数は限られているが、無限にできる人もいる。

ちなみに俺は有限だが、かなりの数を収納できる。


闇耐性、その名の通り闇の攻撃に耐えることができる。

光耐性も同じようなものだ。


威圧、相手を睨み、圧をかけるスキル。

圧が強ければ、相手を気絶させることができる。


浮遊、空を自由に飛ぶことができるスキルだ。

他に言うことはない。


魔眼は、相手のステータスを見ることができる。

だから、他人の個人情報なんてまるわかりだ。


たまに鑑定と何が違うの?っていう奴がいるが、少し違う。

鑑定は人や物の名前を表示するだけで人の数値を見ることはできない。

で、魔眼が相手のステータスを見ることができるスキルだ。


魔の手は、ほぼ名前のとおり、手の形をした闇のことだ。

このスキルは闇属性だけが使える。




さあ、本題に入るか。


『闇の呪い』に意識を集中させ、説明を表示させる。


―――――

闇の呪い

相手に呪いをかけるスキル。

呪いをかけられた相手は闇の感情が暴走し、最終的に完全な悪にする。

―――――


なるほどな。

これはいいスキルを手に入れたかもしれない。


俺は片方の唇を引き上げ、ニヤリとする。


この闇の呪いがあれば、たくさんの仲間が手に入るだろうし、闇の力で人間を一瞬で殺すこともできる。

俺はもしかしたらとんでもない力を手に入れたのかもしれない。

そう思うと自分が恐ろしくなる。






さっき、一瞬で殺せるとか言ってたけど、まだそうなのかわからない。


俺はニヤリとした笑顔を浮かべる。

試してやるか。


だが、今日はまだしないで明日にしよう。


あいつらの苦しむ姿が見たいからな。


今日はそのまま家に帰り、普通に過ごした。



それから次の日、俺はいつものように魔術学院に向かった。


先生が教室に入って前に立つ。

すると話をしだした。


どうやら、エルドが行方不明らしい。

誰かに殺されたのか?


それとも、どこかに逃げたとか?

なら、俺が見つけて殺すまでだ。




まあいい。エルドがいなくても楽しめるだろ。


全員この場で殺してやるよ。

俺は下を向き、くくっと笑いを堪える。



すると男が寄ってきて、


「何きめえ笑い方してんだよ!」


そう発しながら、勢いに任せて俺を殴ろうとする。

それを俺は華麗に避けた。


「何!?」


俺はすぐさま手の平を男の顔面に近づけて、勝ち誇った笑みを男に見せる。

最後に見た男の表情は、ぽかんとしていて間抜けだった。


その瞬間、俺の手から闇が勢いよく放出された。


闇が当たった腰から上は消滅し、血がドバッと噴き出る。

その血が頬に当たり、俺はそれに快感を覚えていた。

なんだよ、これ。めっちゃ楽しい。


周りはそれを見て騒然としていた。

俺を怯えた目で見ている。


「俺をゴミ扱いした奴、傷つけてきた奴、無視してきた奴、俺を痛めてそんなに楽しかったか?」


だが、みんな俺を見るだけで喋ろうとしない。


「おいおい、無視かよ。悲しいな。じゃあ、次はお前等の番だな!」


俺は目の前にいる奴から襲い掛かり、消した。


「ひぃい!俺たちは罵倒しただけじゃないかぁ。殺したりしてないぞぉ」


弱々しい声で誰かが言う。


「ああ?殺してない?何言ってんだ。物理的じゃなくても、俺は精神的に死んだ。だから、俺がしてることはお前等となんら変わりねえんだよ!」


殴るように闇を出す。

最後は巨大な闇を出し、全員を取り囲んだ。


俺はその闇の中にいたから、中の様子がよくわかった。


人が黒い粒子になり、消滅していく。

いいものが見れた。


全員が消滅すると、闇はフッと消える。

物足りない。

もっと破壊させろ。


俺は窓から外に出る。

そして浮遊で魔術学院の真上に向かい、ブラックホールのような黒く巨大な円を出した。



闇は一瞬で学院を取り囲み、一気に小さくなって消えた。


さすが、闇は最強だな。


だが、まだこの心は満たされない。

やはり、エルドを殺せてないから?

いや、もしかしたらまだ世界に人間がいるからかもしれない。


早く人間を絶滅させないとな。



俺は街のど真ん中の上に向かい、巨大な闇の球体を投下した。

すると、地面に落ちた瞬間に一瞬目の前が暗くなり、気づけば街は消滅していた。

落ちたところはボコッと凹んで土が見えている。





ああ、この快感がたまらない。


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