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虚栄  作者: 竹取夜鷹
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66/73

33' ?? Day3

「言ったそばから電話が掛かってきたな」

「支倉から?」

「ああ、おそらくは」

僕はボイチェンを付け、通話ボタンを押す。

「三界の狂人」

「四生の盲人」

「なんの用だ?」

「ねぇ、小倉さんを殺してほしいな」

・・・マズいな。思ったより状況が悪い。まさかもうここまで進んでるとはさすがに想定してない。

「・・・殺すはよっぽどの理由がないとできない」

「嫌いだからだよ。お金なら用意する」

「お金の問題じゃあない。USBはもう見たのか?」

「まだ見てない」

「まずはそれを見てからにしてくれ。それじゃ」

有無を言わさず通話を終える。

「・・・マズいぞ」

「支倉、高馬にぞっこんだねぇ」

「・・・GT」

「なに?」

「僕は少し眠る。電話が掛かってきたらすぐ起こして」

「え・・・対応を考えなくていいの?」

「・・・USBを見てから連絡してくるはずだから、今日は来ないと思う。しばらく寝れそうにないからせめて今から眠る」

「・・・そう、おやすみ」

「ああ。電気消してくれ」

「人使いが荒いなぁ。全く」

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