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虚栄  作者: 竹取夜鷹
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27 高馬 Day3

頭が、頭が酷く痛い。内側からミキサーをかけられるように、外側から石鎚で叩かれてるように痛い。

「・・・悪ぃ」

「たか、私の目を見て」

視線を前に向ける。睨んでいた目はいつの間にか普通になっていた。

「指、何本?」

「・・・4」

薬指と小指が立ってないから・・・いや、じゃあ

違うか。

「3だ。見間違えた」

「・・・」

小倉は黙って飲みかけの湯呑を差し出した。

「ねえ、深呼吸して」

吸って、吐いて、吸って、吐いて。

「飲んで」

口をつける。普通のお茶だ。

「帰るから、とりあえず寝な」

「・・・飲むなよ」

「お酒を?飲まないよ」

俺は両足に力をこめ、立ち上がった。

「・・・」

「じゃ、帰るよ。落ち着いたら、話そ」

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