23' 先輩 Day2
「高馬君、先にお風呂入ってよ」
「・・・わかりました」
「あ、案内するよ。こっちこっち。出てここがトイレ、このまま真っ直ぐ行くと脱衣所とお風呂。ちなみにこの部屋がゲーム部屋だね」
「ゲーム部屋見せてもらってもいいてす?」
「もちろん」
ドアを開ける。
「・・・3面モニター、羨ましいです」
「あはは、あげよっか?」
「欲しいっす」
「ちょっと待ってね、今注文するから」
「待った!」
私は構わずAmazonを開く。高馬君は慌てて私のスマホを掴んだ。
「冗談っす、てかそもそも俺PC持ってないです」
「え、じゃあいつものゲームって何でやってるの?」
「ノーパソです」
「だからたまにカクついてるのかぁ」
「それはすいません」
「ま、また今度一緒に買いに行こ」
「お金が溜まったらですけとね」
高馬君を脱衣所に連れてった。覗きたい気持ちを堪える・・・あ、カメラ買ったのに設置し忘れた。勿体ない。
高馬君のシャワーの音を脱衣所で聞く・・・やばいね。これ。覗いてないから犯罪じゃあないよね?
「あれ?支倉さん、そこに居ますか?」
「っ、う、うん、いるよ。お化粧落としてる」
嘘が下手っぴ!
「お伺いしたいのが、緑と赤のどっちのボトルがシャンプーです?」
「んーと、赤がボディソープだね」
「え、緑は?」
「リンスだよ」
「じゃあシャンプーは?」
「あれ?紫のボトルない?」
「んーと・・・あ、下に落ちてました」
しばらくしたらはざばぁーっと大きな音がした。湯船に浸かってるのか。
「少し、おしゃべりしない?」
「構いませんよ」
「待っててね、飲み物持ってくる」
「はい、ほろよいだよ」
「やから、俺未成年ですって」
「大丈夫大丈夫」
「・・・じゃあ、1缶だけ貰います」
「うん、乾杯」
「乾杯」
私はトリスの缶を口につける。
「・・・ジュースですね」
「あれ?飲めるタイプ?」
「わかんないです」
「あ、こっち飲んでみる?氷結」
高馬君に氷結も渡してみる。高馬君は普通に飲んだ。
「んー、ただの炭酸水みたいですね」
「・・・君、結構強いかもね」




