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虚栄  作者: 竹取夜鷹
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21 高馬 Day3

目を開けたら、知らない天井だった。まぁ支倉さんの家で寝たから当然か・・・記憶がなさすぎる。いつの間に寝たんだ?

「・・・おはよ」

俺の動きを検知したハイスペックお姉さんも目覚めたようだ。

「・・・身体の調子はどう?」

「おはようございます。どうって言われましても、なんともないですよ?」

「・・・覚えてないの?」

「なにがですか?」

「・・・首」

「首?寝違えたとかですか?」

少し首を触るとすぐに違和感。支倉さんがインカメにして俺を写してきた。

「・・・なんすか?これ」

俺の首に赤く染った包帯が巻かれてた。

「・・・君が自分で引っ掻いたんだよ」

「いつですか?」

「君がお風呂から出て、私が風呂から出た時に、えっと・・・高馬君は半狂乱になってずっと首を掻きむしってたんだよ」

「俺が?そんなことしたんですか?」

「ほんとに覚えてない?」

「はい」

「・・・よくあるの?」

「いや、そんなことしたことないですよ」

「・・・とりあえず、包帯替えよっか」

洗面所で少し傷口をすすぐ。結構染みるな。

「・・・結構深いですね」

「・・・なんでそんなに他人事なの?」


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