野草摘み。
山菜採りが趣味などというご立派なものではない、そこら辺に生えてる草をちょっと摘む程度だが好きなのね。道草を食うという表現の方が洒落てるだろうか。
まあ、どんな言い方をしたところで、やってる事は拾い食い。身も蓋もない。
前に借りてた駐車場の雑草を何とかしようと除草剤を買いに行ったら、枯らしたいものの種類によって効く薬剤が変わるのね。除草剤、どれを選べば良いのか分からん。で、本屋でポケット野草図鑑を買って調べたら、え?これ食べられるの?というのが結構あって、それが野草摘みを始めたきっかけです。人生の転機って予想も付かないところにありますな。
近所で土筆を採ってきた。今時は土筆もスーパーで売ってるけど、自分でちまちま集めるのが楽しいのですよ。
定番料理は卵とじ。子供の頃は苦くて食べたくなかったけど、摘むのは好きだった。殆ど土に隠れてるような細短いのから伸び切って頭がボハボハのまで採ってしまって母に何度も嗜められた。今は苦さを感じにくい味覚になったものの、沢山は食べられないので適度に成長してるのを少しだけ摘む。欲張っても後が面倒だし。
袴を外すの、面倒臭いよね。指も黒くなるし。でも土筆を水に付けておくと黒くならないんだよ。ただし指先から体が冷えるし、外した袴が手に付いて片付けが面倒になる。だから夫にやらせる。そもそも拾い食いが好きなのは夫だ。あいつはドケチだからな。
野草摘みを始めたばかりの頃、同志を求めてネット掲示板の2ちゃんねるを覗いたら、山菜採りのスレッドが見つからなくて、タイトル検索をしたらドケチ板にあった。ドケチ板って。アウトドアじゃないんかよ。
カラスノエンドウも採って来た。まだ開いてない新芽と、すぐ下の開きたての葉を軽く湯通しして虫を落として、胡麻味噌和えにするのが美味しい。お勧め。




