第二章10〈親友〉
もし……自分にとってフラウとは何か?と問われたら俺は何と答えるだろうか……と考えた事がある。
どれだけ考えても、最終的に行き着く答えはただ一つ″親友″と言う肩書だった。
それから十年後
今″親友″と命のやり取りをやっている。
″本当の俺″は、戦いたくないのかもしれないだが……自分の意思よりも、優先しなければいけない″命令″を受けていた為、死闘を続けるしかなかった。だから、フラウに剣を再び向けた。そして……「八ノ牙・牙天 龍牙鬼鉄一承心鉄」と放ったその一撃をフラウは避けなかった、効くわけないじゃん「″一ノ神承″神話ノ序章(しんわのはじまり」「がっ……」「やっぱり、敵にしたくない相手だ……」「りょう……今だ、」「はいっ……」「炎牙ノ型三ノ太刀 時天・炎鬼神円」「ガッ……アアッ……」と口から血を吐いた。その後も怒涛の攻撃が続き、無牙の中の何かが壊れた。「終ノ牙・終牙天 焉牙龍王神臥」たった一撃、たった一撃で全てを破壊した。無牙の劣勢は、いっき覆り……
<一時間後>
ボロボロになりながら「……時空神剣 奥義 時天 時空天断」と一撃を放った。その後倒れ……その後を知らない。
<二時間後>
「あーあ、こんなになるまで戦って、フラウ、そして立石りょう……お前らは確実に強くなる。」「おい無牙、生きてるんだろ?」「……」「こいつらどうだった?」「……強かったさ」「……そうか、いつかお前を殺しにいくからな」「……みのがしてくれるのか、四天裂光神将様が、……」「今の俺は帝国時代の俺だ、……今回は見逃してやる。」「……ありがとうございます。」と小声で言い、無牙はどこかへ行ってしまった。
<三日後>
「天国?」「縁起悪い事言わないでよ、」「フラウ師団長?」「フラウでいいよ……そんな方ぐるしい役職言うような中じゃないじゃん」
「ここはどこですかね?」「エンナイトの医務室だと思うよ」「コンコン」と二回ノックして、「入るぞ」と声が聞こえた。そして入ってきたのは、一人の男である。神野将暉と言う男である。「神野大隊長」「……この人が」「あぁ……私が、革命軍精鋭部隊エンデスト第三代大隊長 神野将暉だ。」
神野大隊長の登場により戦いがさらに激化してゆく
第二章希望と絶望の英雄・交錯編 ~完~
これにて、第二章交錯編完結です。次話から、帝都郊外へ、神野大隊長を先頭に攻めて行きます。戦いがさらに激化していくので、楽しんで頂けるとありがたいです。
次編、第二章帝都郊外攻防戦(序章・二十年の時を越え‥‥‥)
よろしくお願いします。




