第二章6〈フラウ・ゲシュタルト〉
妹、シュルムが言うには、″最強の変人″だと言う、そんなフラウが最強と言う称号を持っている由縁は神器を持っているの大きいだろう。
″神″が創ったとされる武器、神器は、所有者の力を最大限引き出し……"力"を神と同等まで引き上げると言われている。
フラウは、そんな武器 神承業剣 ヴェルニクスの所有者である。
「アレーっ何調べてるの?」「……」「チラッと見えたけど調べてるの私だよね?何か気になることでもあったなら聞けばよかったのに」「……」「あぁ……分かった、私のスリーサイズ知りたかったの?プロフィールには載せてないよ……今ここで言おうか?」「……いいですよ、」「……アハハッ冗談だよ、で、何が知りたかったの?」「教えてください、十年前の大厄災についてあなたが知ること全てを教えてください……」「……アハハッやっぱり、それか、君には知る価値は確かにある……だけど、簡単には教えないよ、ちなみにどこまで知ってるの?」「……大厄災時に帝国軍・第八支部に在籍していた事までは、」「……どうやって知ったかは聞かないけど……、ただであのインジェクション(後の大厄災)を教えるつもりはないよ……」「どうすれば教えてくれますか?」「戦おうか私と……」「え……」やっぱり姉妹だ
<三時間後>
竹刀での模擬戦の結果は、六十八戦中六十八敗
「……ハァハァ」と三時間動き続け息が荒くなったのに対し、フラウは平然とした顔だった。「……いやー剣筋はいいけど、実戦経験が少ないからか……距離感がつかめてないね」「……」「まぁ日々強くなってる君に、私から一つヒントだよ、、あの大厄災を引き起こした引き金の一つだけど……″君のせいではないよ″あれは、帝国側が起こした物だ」「……へ?」
<二時間後>
「フラウ、」「お久しぶりですね」「さっき、りょうと手合わせしてたみたいだけどどうだった?」「……まだまだですね、技量は及第点ですが、実戦があまりにも少なすぎる。」「……そうか」「ただ、……問題点を無くし、立石先輩みたいになれば、私をこえるでしょう」「……″悪魔の子″だからか?」「いいえ、単純に彼のつよさだと思います。」「……そうか、……それは残念だなぁ」「……残念?、どうしてですか」「あいつは、″形上″、裂空の息子だ、ただでさえそれが分かった今重圧がすごいはずなのに。彼は、″トリニテイ″でもある、……かわいそうだな……ってな」「……フフッ、」「な……どうして笑う、」「……時神さんって怖そうな顔するから、そういうイメージないんですよ」「……でもそう思いますよ……」
▽
「……どうだい?無牙?」
「別に何もないですね……ん?」懐かしい声が聞こえた気がした。
「……そうか、もう少しで始まるから準備しとけ……」「……はいっ」
と言い無牙は専用に作られた右腕をガチャと付けた。
「まってろよ……フラウ、絶対に君を殺す。」
全面戦争開始まで残り一か月と二十日




