第二章7〈黒金ノ八牙王〉
この世界にある″属性″火、水、木、土、風、光、闇……そして時、この八属性が人類が神に対抗する力……魔法である。ただ、それを持つものがいれば、持ってなかった者もいた。
そんな力を持たなかった者達が″黒金ノ八牙王″を造った。
そんな″黒金ノ八牙王″は、今では帝国において七武帝と同等の力を持ち、帝国三大幹部の一角だ。
「また、……いつか、どこかで……会おうよ無牙」
「……この声は……フラウどこにいるの?会いに行くよ、殺しにね」
<三日後>
「よし、今年こそ手にいれよう」とフラウが言うと「おーー」と拳をあげた。
「……え、本気で言ってる?」「……?」「今日クリスマスだよ?」「……クリスマス?」「……知らないの?」「……知らないとヤバイ?」「……いややばくはないけど……大分損はしてるとは思うよ」「……まじか」シュルムと話してるとフラウが来た。
「何してるの?君も来てよ」「え?」「まぁ頑張って」「シュルムは何が欲しい?」「んーー光月堂の最中が欲しい」「好きだねぇ」「……うん」
こうして俺はフラウに巻き込まれ、帝都郊外・三十一区へ向かった。
<三時間後>
たくさんの和菓子が入った紙袋を抱え三十一区を後にし、アジトまでの道をハァハァと荒い息を吐きながら歩いた。
<夜>
全員で風月堂のプレミアムバウムを食べ、次の日を迎えた。
<翌日>
十二月二十六日
その日僕らは、三十三区で帝国三大勢力の一角″黒金ノ八牙王″と接触した。
「……フラウ、久しぶり、そしてじゃあね、死ね」「……どうして……無牙が、こんなところに」「それは……僕が″黒金ノ八牙王″・三ノ牙 であり君を殺す役になったからさ、君もね?、立石りょう君?」
……こうなる事は分かっていた″アノ日″逃げて、革命軍に入った私が悪いのだ。「……いつか会わなければいけないとは思っていたけどこんな早くにあうなんてね……」
十年ぶりの再会は最悪の再会になった。
そして始まるのは、フラウと無牙との死闘である。
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